2019年のe-taxによる確定申告(2018年以前分の申告)では、従来のICカード+リーダーを使った方法に加え、ICカードやリーダーがなくてもID・パスワードのみで申請できる方法が追加されました。
“確定申告 古いMacでID・パスワード新方式のe-Tax” の続きを読む確定申告 外国税額控除は配当受取ごとに記載が必要か
確定申告書作成コーナーで外国税額控除を申告する際には、以下の項目を必要な行数だけ記入することになっています。
“確定申告 外国税額控除は配当受取ごとに記載が必要か” の続きを読む確定申告書作成コーナー 特定口座年間取引報告書の転記で源泉徴収税額が税率と合わない場合の対処
状況
- 日本株、外国株を同一の証券会社で保有
- 日本株、外国株ともに特定口座(源泉徴収あり)で運用
- 配当は比例配分方式で特定口座に受け入れ
- 確定申告書作成コーナーにて、特定口座年間取引報告書を転記した際、配当所得について以下のメッセージ
資産状況のレポート(2019/1末)- 最後の宴
歴史的な下落を見せた先月とはうってかわり、狂ったように上昇しました。米株では年初に年金基金の買い、いわゆるPKOが入ったそうで、これをきっかけに大陽線が出現しました。その後もパウエルのハト派的発言や、政府高官による対中制裁緩和発言が続いたことからリスクオンムードは継続し、株価は続伸しています。
とはいえ、各種経済指標には景気の悪化を示唆するものが増加しており、FRBが利上げ姿勢を取り下げたということは、中央銀行もこれを認めたということです。企業業績をみても未達や下方修正が増えており、今後は景気後退が明らかになるにつれ、さらなる業績の悪化や株価の下落が見込まれます。これはいわゆる最後の一上げ、最後のパーティーだと認識しています。
“資産状況のレポート(2019/1末)- 最後の宴” の続きを読むMoneyLookに感じる限界、移行先はMoneytreeで問題なし
資産管理ツールとしては古参のMoneyLook。最近では次々と強力なライバル製品が出現し、押され気味です。私個人としては、10年以上蓄積した資産データがあること、自動ログイン機能で緊急時には家族の口座から資金を移すことができることから、Moneyforward のサブとして細々と使ってきました。
“MoneyLookに感じる限界、移行先はMoneytreeで問題なし” の続きを読む節税狙いの年金の受け取り方@早期リタイア
国民年金やiDeCo等の各種公的年金は、受給開始時期や受給方法(一時金、年金)を選ぶことができます。これらは受け取り方(の組み合わせ)によって、税金の額が大きく変わってくることが知られています。
加えて、早期リタイアでは望ましい年金の受け取り方も通常とは変わってきます。今回は、早期リタイアした場合の年金の受け取り方を、以下の2つの観点から検討します。
- 税金の控除枠をなるべく多く使い切ること
- 住民税非課税世帯の対象となること
3大家計管理サービスMoneyForward、Moneytree、Zaimを無料で使った場合の機能比較
個人向けの家計簿管理・資産管理サービスでは3強と言って差し支えない、MoneyForward、Moneytree、Zaim。どれを使って良いか悩む人も多いと思います。そこで、無料で利用することを前提として、各サービスにどういった機能があるかを以下の5つの観点で比較し、まとめてみました。
- 収支管理(家計簿)
- 資産管理
- 分析・診断
- 通知・外部連携
- 複数人での共用
2018年の振り返り(マネー編 ):資産増加は大ブレーキもリタイア準備は着実に進捗
今年も無事(とは到底言えませんが…)に一年が終わりを迎えました。タイトルが怪しい決算報告のキャッチフレーズみたいになってしまいましたが、この記事では今年一年のお金の動きを資産、収支、早期リタイアの達成度合いの3つの観点から確認していきます。
“2018年の振り返り(マネー編 ):資産増加は大ブレーキもリタイア準備は着実に進捗” の続きを読む資産状況のレポート(2018/12末)- 煉獄の淵
今月は10月に続いて非常に大きな下落となり、結果としてほぼあらゆる資産が年初来でマイナスに沈む結果となりました。表面的なきっかけとしては、カナダによるHuawei副会長逮捕、FOMCにおけるパウエル議長のタカ派的発言、マティス国防長官の辞任あたりでしょうか。とはいえ、いずれも買われすぎていた株価が下がる言い訳にすぎないように思います。来年は不透明な一年になりそうです。
“資産状況のレポート(2018/12末)- 煉獄の淵” の続きを読む投資本の雑な感想:勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語
バリュー投資家として有名なガイ・スピアの自伝的著作です。タイトルは”投資本”としていますが、これは一般の投資本によくあるような投資理論やその実例について説明した本ではありません。そうした内容を期待して読むと肩透かしを食らうのでご注意を。
本書はむしろ、彼が自身の厄介なメンタルと格闘し、失敗を繰り返しながら自分に合った投資スタイルを少しずつ身につけ、それを通じて自分が望む人生に気づいていくという物語です。大半の部分は投資を志す人が自分を重ねて楽しむ、ある種の bildungsroman(自己形成小説/成長小説)であり、おまけとして少しだけ彼が採用している投資ルールやツールが紹介されている、というのが近いと思います。 “投資本の雑な感想:勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語” の続きを読む