投資本の雑な感想:老人喰い/奪取

高齢者や壮年富裕層の財産が特殊詐欺で集中的に狙われている…彼らは高度に洗練されており、完璧に防ぐことは難しい…というウェブ記事を読み、高齢の親への被害を含め、早期リタイア者の脅威となるかも、と感じて同じ著者の本を借りて読んでみました。

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投資本の雑な感想:経済政策で人は死ぬか?

書棚

原題は THE BODY ECONOMIC -WHY AUSTERITY KILLS- 。body economicというのは「ある経済政策の下に組織された集団で、その政策に影響を受ける集合体としての国民」を指している。著者は疫学者で、病気の原因や影響を調べるのが仕事なのだが、原因や影響の調査対象として経済政策まで手を広げたものと考えれば良いと思う。そして、副題が示すとおり、困窮時の緊縮財政は人々を殺す。それがこの本の結論だ。

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令和の年金改悪?支給開始年齢引上げは規定路線か?

最近こんなニュースが流れてきました。内容は、年金部会の提出資料を見ると、支給開始年齢の引き上げの土台となるような資料ばかり提出されている。支給開始年齢引き上げの議論だ!引き上げの布石だ!というもの。

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じわじわと表面化する氷河期世代問題

クローズアップ現代プラスで、アラフォー氷河期世代の苦境が取り上げられたようです。

アラフォー世代の就職や経済力、結婚などに言及した #アラフォークライシス に辛さを感じるアラフォーの皆さん #クロ現プラス

 

私は2001年就職なので、ドストライクの世代です。学部からの鉄板就職先だった金融業界はまさに全滅といっても過言ではない有様で、まさに就職氷河期でした。 “じわじわと表面化する氷河期世代問題” の続きを読む

2040年までに住宅価格が半分〜1/3に?今後賃貸&持ち家にかかる費用をシミュレート

プレジデントオンラインで、2040年には東京の住宅価格も半分〜1/3になるというなかなか衝撃的な記事がありました。日本大学教授の調べによるもので、「住宅価格が老齢人口依存比率(生産年齢人口に対する65歳以上人口)と相関する」という仮設をもとにした推測です。

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新NISAの上限が40万円に?さすがにどうかと思う

なんと、新NISAの上限枠が40万円になるようです。しかも、投資対象は積立に適した商品のみだとか。

政府・与党は6日、2017年度税制改正で創設を検討している積み立て型の少額投資非課税制度(NISA)について、投資上限を年40万円とし、配当などの非課税期間を20年とする方向で最終調整に入った。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161207/k00/00m/020/125000c#csidx7b2e5250d7612438fc08cfd0962fd8a
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確定拠出年金の受け取りかたを考える

iDeCoで盛り上がりつつある確定拠出年金。税制メリットが大きく取り上げられていますが、受け取り方については明確なイメージがない人も多いんじゃないでしょうか。ざっくりと言えば、確定拠出年金の受け取り方には次の2種類があります。

  1. 一時金(一括で全額受け取り)
  2. 老齢給付金(少しずつ受け取る従来どおりの年金)

受け取り方で税額が変わる

これらのお金は受け取るときにも所得税や住民税がかかりますが、受け取り方ごとにそれぞれ「退職所得控除」、「公的年金に係る雑所得」の控除、が設定されており、ある程度の額までは税金がかからないようになっています。それぞれで控除額が異なる上、控除の対象になるのは確定拠出年金だけではなく、他の年金や退職金も含まれます。つまり、受け取り方によっては控除分をはみだして税額が増える可能性があるということ。逆に、なるべく控除の範囲に収まるような受け取り方ができれば、税額を減らすことができます。前回は控除の対象となる公的年金を確認したので、今回は控除の内容を確認して、有利な受け取り方を考えます。 “確定拠出年金の受け取りかたを考える” の続きを読む

結局年金は今どうなっているのか?年金法改正案でどう変わる?

現在国会で審議中の国民年金法改正案。現状の年金はどうなっていて、今回の改正でどう変更しようとしているんでしょう。そして、私の年金はどうなるんでしょう。公的年金控除について調べたついでに、こちらも現状を軽く確認してみました。

うまくいっていない年金給付額の抑制

現在の年金制度は2004年に改正されたもので、年金加入者数の減少や平均余命の増加に対応して給付額を減額させるマクロ経済スライドという仕組みによって給付を抑制しようとしています。しかし、この仕組みはデフレ下では発動できず、ほんの一時期を除けばずっとデフレだったために給付は全く抑制できていません。また、年金受給額は物価と平均賃金に連動していますが、現役世代の賃金が下がった場合でも物価が上がっていれば受給額は据え置きになります。近年平均賃金は低迷が続いている(若干持ち直しの気配も見えますが)ため、年金給付額は現役世代の賃金に比べて想定より高水準になっています。 “結局年金は今どうなっているのか?年金法改正案でどう変わる?” の続きを読む

大統領選挙前後のポートフォリオ状況と心境

大統領選、トランプ氏が勝利しました。私も世間と同様、ほぼヒラリーで決まりだと考えていたので、この結果にはとても驚きました。民主党政権を取ったときの日本と似ているように感じて、数年後には国民全体で後悔しているんじゃないかと感じています。しかし、こういうのは日本と同じで、一度やってみて結果を見てみないと納得できないものなのでしょうがないですね。 “大統領選挙前後のポートフォリオ状況と心境” の続きを読む

確定拠出年金(DC)制度変更のサラリーマンへの影響

確定拠出年金法等の改正案が5月に成立し、企業型・個人型の両方を含むDC制度が変更されることになりました。変更された制度が実際に運用されるのは来年の1月ですが、実施の時期が近づいてきたからか、最近ぽつぽつと情報が流れてくるようになってきました。加入者側から見た、主な変更内容は次のようなものです。

  1. 加入対象範囲を公務員、主婦等も含む形で拡大【個人型DC】
  2. 転職等の場合に他の年金制度へ移転しやすくなるよう、ポータビリティを拡充【個人型/企業型DC】
  3. 原則解約できないように解約条件を厳格化【個人型/企業型DC】

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