現在の資産状況(2016/5末)− 無風の5月

平日にまとめるのは無理な状況なので、その月最後の週末に集計するようにします。今月は途中状況の確認もあまりできなかったんですが、ポートフォリオ全体としてはあまり大きな動きはありませんでした。月初にFRBからドルの利上げを放棄しないという感じの発言が出てから一気にドル高に傾き、海外株も下落していましたが、月末にはわりと回復してきて、5月全体で見るとあまり変わらずという結果。G7でもこれといった材料は出なかったようですね。 “現在の資産状況(2016/5末)− 無風の5月” の続きを読む

我がチームにトーセイ・リート投資法人が加入

MCUBS Midcity投資法人の売却で配当のベースが減ったので、試しにトーセイ・リート投資法人を100万円分ほど買ってみました。REITとしては正直ぱっとしないとこだらけなんですが、全REITでほぼ最高の5.5%近い利回りが魅力。

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職場にインデックス投資家を発見

パワハラ気味の上司の元で過酷な労働に励んでいる今日このごろですが、上司が席を外した隙に同僚と少し長話をしていたら、彼もどうやら結構長期間投資をしていることがわかりました。スタイルは世界分散インデックス投資のようで、「ウォール街のランダム・ウォーカーとか読みました?」って聞いてきたあたり、筋金入りのインデックス投資家の匂いがします。

国内、先進国、新興国株式に加えて、国内REIT・海外REITにもインデックス投信で分散投資しているようで、なんとなくインデックス投資ブログを読んでいる気配もしてきます。毎月積立で買っているので普段はあまり見てもいないらしく、実際会話の中でも自分が何の投信を買っているのかも覚えていなかったようでした。私のようなボロボロの投資歴を歩んできた人間からすると、国内株式のインデックスファンドとか買う気がぜんぜん起きないんですが、リーマン直後から国内インデックス投信買っていたらそれだけで倍ぐらいにはなってるわけですもんね。実際彼はリーマン直後からはじめたそうです。いやぁ、なんかうらやましい。

投資の話は「もう何回も仕事やめようかと思ったんですけど、なかなかやめれなくて・・・」とか言い合っているところから出てきました。彼は別の仕事でメンタル的な病気になり、休養中のところを現在の上司に拾われたそうなのですが、メンタルで弱ってるのによりによってこの上司が拾っちゃうなんてほんとにひどい世の中ですよ(拾われた本人も痛いほど感じているようですが)。もしかすると彼も早期退職狙いなのかもしれないので、今後もちょこちょこと情報交換していこうと思います。

MCUBS MidCity投資法人を+40%で売却

REIT売買基準で記載した基準に従って、MCUBS Midcity投資法人を売却しました。購入は2015年9月10日、276,800円。売却は2016年5月24日、391,500円。

売却時点での想定利回りは3.51%、売却益は41.4%なので、REIT売買基準に書いていた以下のルールどおりです。

想定利回り:3.7%で売却検討、3.5%になったら売却
売却益:40%を超えたら売却検討、42%になったら売却

20160523midcity

これで配当のベースが少し減ってしまったので、高配当な良い銘柄があれば補充したいところです。

長時間労働、ストレスが原因か?体調不良

2日前から平衡感覚が狂い、立ち上がるとめまいやふらつきを感じるように。かかりつけの医者に診察してもらったところ、脳梗塞の前兆とかではなく、一時的なものですぐ治るので心配ないとのことで、とりあえず一安心しました。

ふらつく程度ならどうということもないと思っていましたが、歩くだけで揺れるように感じるせいか、常に車酔いしたような状態になり、何もやる気が起きません。めまいでまさかこんなことになるなんて、少し甘くみていました。

病院では、特に原因についての話はありませんでしたが、仕事でのストレスが原因の可能性が高そうです。組織が変わり、職場も変わり、仕事内容も変わり、勤務先も変わり、上司も変わり、初日から連日22時まで労働ですしね。職場環境も相当ひどくて、人口密度が非常に高くて息苦しく、周りにほとんど店もないためみんなコンビニで買ったご飯を食べています。トイレも常時不足気味で、常にトイレの前に人が並んで待っている状態。新しい上司はナチュラルで追い込みをかけてくるタイプで、部下からは評判が非常に悪いです。自分ではそれなりに対応できているつもりでしたが、気づかないうちにストレスがたまっていたのかもしれません。

これ以上悪化するなり、さらに別の症状が現れるようなら犠牲にするものが大きすぎるので、その時は上司にギブアップ宣言して仕事を減らしてもらおうと思います。いずれにせよもう少し気楽にやらないと長続きしませんね。今の部署はこの手の面倒な仕事ばかりなので、やはり早期リタイアしないと持たないなと改めて強く感じました。

グロソブの再来?高分配海外REIT投信

ちかごろ日本では海外REITを対象とした投信の人気が過熱しているようで、次のような記事がでていました。マイナス金利で危機感を抱いた方々が高配当につられて毎月分配型の投信を買っているようですね。

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値動きが少なく穏やかな日々

ポートフォリオ全体だと、+8%〜+13%ぐらいをゆるやかにいったりきたりしてる状態です。個別の銘柄でも売り買いしたいほど突出した動きをしているものもなく、投資関連はやることがまったくないですね・・・淡々と投信を積み立て(というより積み立てられていくのを眺め)、年末に損益通算用に赤字銘柄を売って終わりとかになりそう。暴落したら高配当・分配銘柄の買い入れをしたいし、高騰したら利回りの下がりすぎたものを売るんですけどね。

そういえば、今月はじめにNISA枠でiShares米国不動産ETFを買ってみたんですが、ダウREIT指数をベンチマークにしたETFを買うつもりだったのに、間違えてダウ・ジョーンズ米国不動産指数に連動するこのETFを買ってしまったという馬鹿すぎる展開・・・。この銘柄もREIT組入比率が高く、配当も高いのでそこまで目的から外れているわけではないんですが、さすがに自分の馬鹿さ加減が悲しくなってきます。収入がそれなりにあるうちに色々試して、致命傷にならない範囲で失敗を経験しておくのも目的の一つですが、さすがにもうちょっときちんと調べてから買うようにしようと思います。。

これで海外ETFはVTにつづいて2銘柄目になりますが、値動き的には+4%ぐらいまで上がった後に-1%程度まで下落といった感じで、中途半端なレンジを行ったり来たりしています。VTの方も一時+15%近かったのが+9%程度まで下げており、全般的に中途半端に軟調でこちらも身動き取りづらい感じ。こういう時に中途半端に買い入れしなくていいのは個人投資家の強みだと思うので、しばらくぼんやり行方を眺めることにします。

 

リタイアメントプランを更新

リタイアメントプランを記載する固定ページを作成しました。固定ページとして作ったつもりが、間違えて一度通常投稿として作ってしまっており、ブログ村にも通知されてしまいました。削除していましたが、アクセスがあると「ページが見つかりません」になるため、本来のページへのリンクとして残しておきます。

リタイアメントプラン

労働は地獄、消費は天国の日本

ドイツは労働者としては快適で、客としてはいまいち。日本は客としてはとても快適で、労働者としては最悪という話。

日本では「神」と「人」が存在します。お客さんや株主という「神」となることが出来れば快適な生活を送ることができますが、客や株主という「神」に奉仕する人としても生きていかなければなりません。

ドイツでは、そのような「神」は存在しません。実際の雇用関係があったとしても人間関係は比較的フラットです。神対応を受けることもありませんが、神対応を強制されることもありません。

伝統ともいえる客と店の非対称な関係

これは、ほんっとーーーーーーーに、同意です。日本の一般消費者向けサービスは、末端の労働者にいたるまでサービスのレベルが非常に高い。労働者の立場では、客を神と見做すように意識づけされ、低価格サービスでも手を抜くことは許されていません。

反面、客の立場からみると、コンビニやファストフードに対してすら本人も無意識のうちに(もしかすると労働者として苦しんだ鬱憤を晴らすかのように)高いサービスレベルを要求します。そのためには当然コストがかかります。

これは上司に対しても同じで、上司より先に帰りづらい職場が多かったり、上司に出す社内資料としてやたらと完成度の高いものを求められたり。日本のサービス業の生産性が低いのは、ほとんどこの過剰とも言えるサービスのせいだと思ってます。

日本のサービス業は他国に比べて生産性が低い!といった嘆きを最近よく目にしますが、夜や土日はほとんどの店が閉まるようになって、店員の接客態度がことごとく悪化したらそれはそれで文句言うんじゃないかなぁ。

限られた枠の中で品質をどこまでも追求しようとし、その手段として労働集約的なやり方を美徳と考えてしまうのは勤勉革命以降の日本人の性のようなものなので、この傾向は一朝一夕には変わらないんじゃないかと思います。

海外にもバレてきている劣悪な労働環境

海外旅行者からは、こういった高品質なサービスが人気となっている面もありますが、裏にあるこうした劣悪な労働環境を知ってか知らずか、日本で働きたいと考える人はほとんどいません

外国人留学生の就労支援を手がける一般社団法人の日本国際化推進協会が実施した調査で「日本で働くことが魅力的」と答えた外国人は約2割にとどまった。一方で「日本に住むのは魅力的」との回答は8割超に上る。

外国人「日本で働きたい」2割のみ 留学生支援団体調査

そういう意味では、日本は早期リタイア後に暮らすには良い国なんでしょうね。一方的に高品質なサービスを享受することができるんですから。

究極的には、ドイツのような労働でストレスの溜まりづらい国でリタイア資金を貯め、リタイア後は日本で暮らすのが最強でしょう。いや、もしかしたらドイツのような環境ならそもそも早期リタイアしようとは思わないのかもしれませんね。私は既に日本で働いてすり減っているので、さっさと引退してストレスを受けた時間を取り戻したいです。

インベスターZは意外と読み物として面白かった

話題のインベスターZを読んでみました。進学校にトップの成績で入学した中学生が、数百億円を年利8%で運用して学校運営を支えるというぶっとんだ設定から受ける印象とはかなり異なり、意外とベーシックな説明が多い漫画です。舞台設定だけを見ていると、「年利8%なら今勝負するしかない!全資産をこの株に賭ける!」とかやりそうなイメージ(実際やってはいますが、周囲からはきちんと?注意されている)で、入門として適している雰囲気がまったくなかったんですが、読んでみると用語や心構えの説明が多くて、ようやく理由が理解できました。

設定から予想できるまんまの展開をやらかしている主人公の財前孝史。勝負ごとにこだわりまくり、突如暴走するタイプ。下コマは投資部の先輩たち。

InvestorZ02

実際、財前が年利8%でまわしているような場面はほとんど出てこず、たまに投資の歴史を振り返ったりしながら、都度基本的な用語や投資の格言・名言・心得のようなものを先輩から披露されて学んでいくイメージです。

これは投資での格言ではないものの、こういった謎イメージによる講釈がちょこちょこでてきて目を楽しませてくれます。バフェットの肩に乗りたいならセブン&アイ買ってないでバークシャー・ハサウェイ株買えよという気持ちになりますが。

InvestorZ03

大枠としては、1〜5巻ぐらいまでは国内株式投資(トレード)メイン、6巻以降は徐々にFXとベンチャー投資の比率が上がり、最近ではベンチャー投資や起業家にフォーカスした話が大幅に増えてきている感じです。一般的な個人投資家からすると縁遠い話が増えており、これはこれで話としては面白いんですが、先にまだ手付かずの債券や海外資産、商品等について触れてほしい、というのが個人的な希望です。年利8%という設定上、債券なんかはネタにしづらいとは思いますが。

そういう意味では、ほとんどの登場人物が数百億単位の運用をしている中で、ヒロインポジション(本当か?)の藤田美雪が財前孝史(が所属する投資部)を見返すために、仲間内で10万円からはじめた株式投資の行方をもっと見てみたいですね。

美雪と孝史の初対面の一コマ。この二人は、会う度に煽り合いをはじめます。

InvestorZ01

すべての巻末に投資関係者のインタビューやコラムも掲載されており、(私を含む)投資初心者〜中級者は読み物として面白いと思います。

我が家の家電使用年数

家電の故障が目立ってきたため、我が家の家電の状態を調べてみました。太字斜体が10年超えの製品、赤字が買い替えが近い製品です。特に結論や教訓はありませんが、家電買い換え時期等で参考になれば幸いです。

 家電使用年状態
電気ケトル6.1年ランプ点灯不良
冷蔵庫18.1年まれに冷蔵室のものが凍る
テレビ9.3年良好
洗濯機5.7年ごみフィルタがつまってすぐ止まるダメ製品
ロボット掃除機1.2年良好
食器洗濯乾燥機10.3年たまに水漏れ
エアコン12.1年良好
エアコン210.6年良好
扇風機19.1年良好
オイルヒーター8.1年良好
NAS8.7年良好
TimeCapsule6.1年良好
炊飯器18.3年良好
ScanSnap8.7年良好
複合機9.3年Win10、Macから接続不可
加湿器10.6良好
ディスプレイ6.7年良好
マッサージソファ7年良好
ガスコンロ12.1年良好
温水洗浄便座10.3年良好
電子レンジ12.1年良好

平均利用年数は9.5年で、そこそこ保っている方かと思います。ちなみに、PCやタブレット、携帯等はアップデートにより買い替えを強制される面が強いので除外しています。

買い替えが近いもの

  • 電気ケトル(ティファール):約6年
  • 電話・FAX・コピー・スキャンの複合機(Sharp:見楽る):約9年
  • 洗濯機(日立:ビートウォッシュ):約6年
  • 食器洗濯乾燥機(TOTO:ウォッシュアップエコ):約10年

ティファールの電気ケトルは総じて耐用年数が低いようなので、次回買い替え時は違うメーカーにする可能性大。
複合機は便利でしたが、プリンタが使えないせいで電話も買い換えというのがかなりばからしいので、次回は電話とネットワークプリンタを個別に買おうかと思います。また、プリンタはドライバをWin・Mac両方に対して長期間提供してくれるメーカーにしたいですね。
洗濯機は、すさまじい轟音を奏でる東芝、フィルタ掃除しても止まりまくる日立とハズレ続きなので、次はPanasonicあたりを試してみることになりそうです。
TOTOのウォッシュアップエコは、デザインも機能性も申し分なく、たまの少量の水漏れも利用年数を考えるとしょうがないレベルなので満足できる買い物でしたが、TOTOは食洗機から撤退してしまったようで残念です。引っ越しで買い換える可能性が高いので、まだ保って欲しいところ。

処分したいもの

  • オイルヒーター(無印良品):約8年
  • NAS(IODATA):約9年

燃費が非常に悪いオイルヒーター、HDの耐用年数を過ぎていつ壊れてもおかしくない上に、役割がTimeCapsuleと重複しているNASが処分候補。NASは一度ファンが故障し、自前で部品購入して交換しています。これらは奥さんがまだ必要というのでキープしている状態。

引っ越しの際に買い換えたいもの

  • ガスコンロ(パロマ):約12年
  • 冷蔵庫(Sharp):約18年
  • 食洗機(TOTO):約10年
  • 温水洗浄便座(TOTO):約10年
  • ロボット掃除機(iRobot:Braava):約2年

このあたりは現在の住居にあわせた製品選びになっているので、引越し先の環境にあわせて買い替える可能性が大です。ライフプラン上でも、家購入時の臨時費用として反映しないといけませんね。

無料で使う、資産管理ソフト・サービス(後編)

※ 長すぎたので以前のエントリを2つに分けました

前編では、私が資産管理ソフト・サービスに求める条件と、古参ソフトのMoneyLookについてかきました。後編は、MoneyForwardの評価と、組み合わせての使い方について記載していきます。

MoneyForwardの評価

使い始めたのはわりと最近なのですが、後発ながら爆発的にユーザーを増やしているだけあって、機能面では申し分ないですね。ただしそれは、プレミアム会員になれば、ですが。会員費500円/月は私には許容できないレベルなので、無料版の評価になります。

資産状況の把握

機能的にはMoneyLookより優れていますが、結構厳しい制限があります。

◎:非常に多くの金融機関について、インターネット上から情報を取得できます。目的の金融機関が対応していなくて困ったことは一度もありません。
◎:自動的に資産情報を取得し、時系列でグラフ化表示したり、資産クラスで円グラフ表示したりできます。
×:金融機関を合計で10までしか登録できません。
×:プレミアム未加入の場合、記録は過去一年までしか利用できません。

収入・支出の把握

同じく機能的にはMoneyLookより優れていますが、厳しい制限があります。

◎:非常に多くの金融機関について、インターネット上から支払い明細や口座入出金記録を取得できます。目的の金融機関が対応していなくて困ったことは一度もありません。
◎:自動的に明細情報を取得し、時系列でグラフ化表示したり、カテゴリで円グラフ表示したりできます。
◎:明細項目を自動的にカテゴリに分類してくれます。独自に変更することもでき、変更した場合は次回から自動的に仕分けてくれます。
×:金融機関を合計で10までしか登録できません。

利用料金

△:無料版なので無料ですが、メニューのあちこちにプレミアムトラップがあります。どこかタップ・クリックするたびに、この機能はプレミアム限定です、と表示され、広告も多いので利用しやすさを損なっています。

動作・利用環境の豊富さ

◎:iOS、Android、Webで利用できます。フル機能をWeb上で利用でき、MacからもWindowsからも問題なく利用できます。

その他プラス・マイナス点

◎:簡単な家計診断機能がある。プレミアム会員になると豊富な診断・分析機能が使えるようですが、無料会員でも一部は使うことができます。
◯:登録した金融機関のうち、選んだものだけを表示する「グループ機能」がある。グラフ、明細などすべてグループごとに切り替わり、グループを使っていることを忘れてしまうほど。私は、退職金見込み額や財形等の多少不確定な資産も登録しつつ、普段はこれらを除いたグループで資産管理しています。

現状の使い分け

基本機能と動作環境はMoneyForwardの圧勝なので、主力はMoneyForward、残高推移と自動ログインはMoneyLookといった使い分けをしています。ちなみにMoneyLookは、ParallelsというMac上でWindowsを動作させるソフトウェア上で使っています。

MoneyForwardを主力にするには一工夫必要

MoneyForwardを主力で使う際には、登録金融機関数の制限に対応するために、利用する金融機関をある程度まとめたり、一部は登録をあきらめる必要がでてきます。私の場合は利用する銀行の数を減らした上で、ポイントの把握やAmazon・携帯などの明細化は諦めています。カード明細上の表示で店名まではわかりますが、多品目を扱っている店(多くはAmazon)の明細については奥さんに都度確認して対応しています。

また、MoneyForwardだけでは長期にわたる資産額推移がわからなくなってしまうので、毎月末の締め作業時にMoneyLookで残高情報を最新化し、記録に残すようにしています。MoneyLookは2004年ぐらいから利用を始めており、既に12年ほどの資産推移が蓄積されているので、これは今後も続けて資産増加ペースが鈍っていないかを確認していこうと思っています。

今のところはこれでうまくいっていますが、資産管理サービス戦国時代の様相を呈している今、マルチプラットフォーム対応が遅れたままのMoneyLookが生き残っていくのは難しいかもしれません。

仮にMoneyLookのサービスが終了するようなことがあれば、資産推移はエクスポートしたデータを元に手作業で管理することになりそうです(意地でもプレミアムサービスには入らない…)。MoneyLookも、代替候補のMoneytreeも頑張って欲しいですね。何か他にいいサービスや、いい使い方をご存知でしたら、ぜひ教えてください。

早期リタイアのシミュレーション(30代引退ver、40代引退ver)グラフ表示

2016/5/16追記

このページのグラフは、住宅購入費が計算に入っていないため誤っています。最新のリタイアメントプランと変更履歴、対応したグラフはこちらの固定ページをご覧ください。

早期リタイアメントプランをやや見直し、以下のような条件でシミュレーションしなおしてみました。生活費の増額、年金支給開始年齢の後ろ倒しなど、全体的には安全側に倒しています。

生活費関連

去年の生活費をベースに設定していましたが、今年の生活費実績から増額しています。早期リタイアはいわば私のわがままみたいな形になるので、生活レベルを著しく落とすと周囲の理解が得られません。

  • 生活費(住居費除く):2017年時点で24万円/月

運用条件

計算の簡便化のためにリスク資産額・構成をリタイア時点まで固定化し、リタイア時点で一気に増額していますが、実態としてはリタイアまでの期間で安値の時期や積立で買い増していく予定です。運用益が下振れするので安全側に倒れているとは思いますが、今後の買い入れ分で大きなキャピタルロスが発生しない前提になります。

  • リスク資産運用益:3%
  • 運用益はすべて生活費へ充当

住居関連

3500万で生涯住める家を都内で探すのは結構難しいので、もう少し増額するかもしれません。ですが、2DKか1LDK程度で構わないと思っているので、できればこの程度に収めたいところです。

  • 住宅購入額:3500万円
  • 住宅購入時その他支出:購入額の10%
  • 積立修繕費+固定資産税:50万円/年

経済・社会環境

別エントリで考えた結果を反映し、公的年金の支給開始時期は現状よりかなり後ろ倒しにしました。

  • インフレ率:0.5%/年
  • 基礎+厚生年金支給開始年齢:75歳
  • 年金給付額は現状での見込額を採用、物価スライドは考慮しない

45歳で引退する場合

45歳(住宅補助費が支給されなくなる時期)で引退する場合の収支・資産推移の想定グラフです。

45歳の大きな支出は住宅購入費、60歳での支出は企業年金の一括受け取りです。75歳までは運用益以外の収入がないため、無リスク資産と総資産がどんどん減っていきますが、75歳で年金支給が開始されると収支がプラスに転じ、以後は安定します。

リスク

  • 親、自分たちの施設入居費用等の発生
  • 病気、怪我による収入の低下や治療費用の発生
  • 運用益3%の未達
  • 災害による追加的支出の発生(マンションの大規模修繕や移住等)
  • 長寿による追加的支出の発生(災害と同様)
  • 高率のインフレ発生

このあたりへの対処は別途個別で考えます。

今年度末で引退する場合

45歳引退の場合だと思ったより余裕があったので、もっと早く引退できるんじゃないか?と考えてのシミュレーション。

雑なシミュレーションですが、いずれにせよ60前後で総資産がマイナスになっているのでどうしようもないですね。著しく生活レベルを落とせば可能性はあるかもしれませんが、冒頭でも述べたとおり、そんな条件では周囲が早期リタイアを認めてくれません。やはりもう少し働かねばならないようです。

このプランも、社会情勢やリスクへの対応方針が決まり次第順次更新していきます。

早期リタイアメントプランでの公的年金の扱い

年金って、現状の制度が続く想定だと意外とたくさんもらえるんですよね。年金問題が多発していた10〜15年前は、もう年金はもらえない前提で計画した方がいい、とまで言われていましたが、リーマンショックの混乱後は好景気の期間が続き、目立った新材料もなく小康状態の印象です。近頃は、老後の計画について考える際に「年金は信用できない」という相談者に対して「年金がなくなることはないし、意外とたくさんもらえるんですよ」と説明しているのをよく見かけます。

私が早期リタイアを考え始めた当初も、日本年金機構のサイトで予定額を計算したりなどして、「意外と年金もらえるから、65歳まで生き延びればなんとかなりそう」と考えたりしていました。ライフプランもその前提でざっくり作り、「これならきりつめれば、即引退してもなんとかなるかも」ぐらいに思ったりしたんですが・・・

公的年金を取り巻く状況

ここ数年は世界的にも国内的にも景気が良かったためにあまり話題になりませんでしたが、公的年金を取り巻く状況は芳しくなく、これからの見通しも明るくありません。

公的年金の財政状況はこんな感じで、55%が保険料、27%が運用益、18%が国からの歳出だそうです。保険料については次のような状況で、歳入はどんどん減っていく見込みです。

  • 生産年齢人口は継続的に減少
  • 年金支給対象の人口は団塊Jr引退後しばらくするまで継続的に増加

年金原資がつきると運用益はなくなりますが、厚生年金、国民年金の原資は30年後に枯渇するとの試算があります。これらの減少を国からの歳出で埋めようにも、国債発行残高は1000兆円に達し、国内での国債消化は限界に近づいています。

マクロ経済スライドの導入で毎年支給額を調整するようになったため、大きく支給条件が変更されるリスクは減っているようですが、そもそも厚生労働省の前提とする経済成長見通しがかなり楽観的なので、この調整率で対応できるのかもよくわかりません。

公的年金は財政状況が悪化するといくらでも徴収額を増やしたり支給額を絞ったりできるので、絶対に破綻することはありません。実際に徴収額の増額や支給開始年齢の引き上げが行われてきています。後出しで保険料を増やしたり、支給額を絞ったりできるのであれば、破綻する保険会社は存在しないのと同じことです。しかし、保険者はこの保険会社が提供する保険を宛てにして計画を立てることはできません。民間の保険会社であれば解約すればいいだけですが、公的年金は強制加入なのでそういうわけにもいきません。

早期リタイアで公的年金をどう扱うか

企業で行われているライフプラン研修や、新聞・経済誌等で説明されているライフプランは定年後の生活を公的年金で送ることを当然の前提としており、その際は現在の年金支給条件を所与としています。しかし、年金の本来の目的が長寿リスクへの対処であり、平均年齢が現在も伸び続けていること、少子化により現状の条件では年金原資が枯渇する恐れがあることを考えると、結局のところ私達も公的年金は長寿リスクに対する保険と位置づけるしかないのだと思います。

これまで受給してきた、そして現状すでに受給している人たちとの格差や、ほぼ確実にマイナスになるであることがわかっているにもかかわらず強制的に加入させられていることを考えると全く納得はいきませんが、現状の公的年金支給予定に頼ったリタイアメントプランはそれ自体が大きなリスクとしか考えられません。プランが前提とする運用益やインフレ率にももちろんリスクはありますが、公的年金の支給条件変更は、中でも発生率が高いと思います。

日本人の平均寿命は戦後一貫したペースで増加(ここ数年やや鈍化の兆しあり)しており、増加数は60年間で20歳ほどです。私が世間的なリタイア年齢に差し掛かるのは30年後なので、ここからさらに10歳ほど増えている可能性が高いです。現状はリタイア年齢がゆるやかに65歳に移行し、年金支給開始年齢も同期している状況(因果関係は逆な気がしますが)ですから、30年後はさらに5〜10年後ろ倒しになっている可能性は十分あります。というわけで、私のリタイアメントプランでは年金支給開始年齢は75歳と想定することにしました。支給開始年齢の後ろ倒しと支給額の大幅減少を同時に実行するのはさすがに難しいと思うので、支給額は現状と同額の想定です。これでもまだ甘いかもしれませんが、当面はこれでいこうと思います。

最新のリタイアメントプランはこちら:リタイアメントプラン

管理職昇進で加速する社畜生活、それでもなりたいか

連休明けから連日22時帰り・・といっても、深夜勤務扱いを避けるために無理に22時で帰らされているだけで、仕事は終わっておらず先が見えない状況が続いています。私の上司は私よりさらに多忙で、自宅に帰ってからも深夜2時過ぎまで仕事をしているようです。

私の会社は労働組合の力が強く、なんだかんだで一般社員の残業時間は一定の範囲に制限されています(とはいえ、一ヶ月で100時間残業ぐらいは余裕でできちゃいますが・・)。管理職はこの制限が基本的には存在しないので、「(労働時間的に)最強にして(帰宅時間的に)最後のプレイヤー」として長時間労働に服するケースがかなり多いのです。何人かの私の上司は、こうした「最後のプレイヤー」役になったり、予算も増えない中での問題プロジェクトの立て直しを命じられて孤軍奮闘した結果、ほどなくしてメンタル的な病気にかかって休職していきました。

4月で異動して上司が変わったのですが、この新しい上司は今のところなぜか私のことを買ってくれているらしく、管理職任用試験を受けて管理職になるのが当然だよね、といった話をしきりにしてきます。ですが、上司の生活を見ているとまったくそういう気持ちが湧いてきません。試験に落ちるとか、推薦されないというのもなんだか悔しい気がしますが、悔しいという気持ちだけで頑張って、もし実際に管理職になってしまったら後悔しそうな自分がいます。

管理職になれば成果次第で大きく年収が上がりますが、成果がでなければ平社員と大差なく、いずれにせよ時給換算では給料は下がります。長時間労働や、メンタル的な病のリスクを冒してまで管理職になりたいのか・・・私の本音はノーです。ですが、ノーと明言するのも組織の中では難しいものです。40代で早期リタイア希望といってもまだかなりの時間が残っているし、その間に資産が大きく目減りし、リタイア時期が延びるかもしれません。もし推薦されたらどうするのか、悩ましいところです。