タイプ別で見る早期リタイアに必要な資産額(逃げ切り型の場合)

前回は、リスク資産の取り崩しをすることなく、運用益だけで生活費の全て(もしくはほとんど)を賄うことができるタイプの早期リタイアを富裕型と名づけて、リタイアに必要な資産額を考えました。今回は、リスク資産を取り崩しながら年金支給や死亡時まで逃げ切る逃げ切り型について同じように、5,000万円~1億円の範囲でシミュレートしながら考えてみます。

逃げ切り型の前提条件

富裕型の場合、引退時期はあまり関係ありませんが、逃げ切り型の場合は引退タイミングが非常に重要になります。また、リスク資産の割合や運用方法、引退後に必要な支出について等の前提条件が少し変わると、大きく結果が異なってきます。今回は、次のような条件で早期リタイアしたと想定します。 “タイプ別で見る早期リタイアに必要な資産額(逃げ切り型の場合)” の続きを読む

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現在の資産状況(2016/8末)− やることなし

相変わらず大きな上下動もなく、方向感もつかめず、買いも売りもしづらい一ヶ月でした。しばらくはこのままかなぁ。

資産推移(生活防衛資金除く)

資産合計 :51,118,134円(-72,261
リスク資産:28,785,477円(+797,849

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累積リターンと代表的指数(日経225、東証REIT)との比較

このブログでは、毎月末付近にその時点での資産状況を公開しており、そこには総資産額の推移とポートフォリオの状況を記載しています。しかし、いくつかの銘柄を売買し、ポートフォリオが組変わっていくにつれて、投資によってどの程度リターンを得ているのかが徐々にわかりづらくなってきました。

想定以上に大きく値上がった銘柄は順次売却しているため、ポートフォリオの損益は、投資資金全体の損益よりかなり小さくなっています。売却益や配当は無リスク資産へ移動することになりますが、無リスク資産の増加は給与収入の影響もかなり大きいため、投資で得られたリターンがどの程度なのか自分でもわかりづらくなってきました。そこで今回、過去に投資のために使った資金をすべて洗い出し、累積リターンを確認しようと思います。 “累積リターンと代表的指数(日経225、東証REIT)との比較” の続きを読む

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やってはいけない投資信託の買い方

少し前になりますが、銀行で投資をはじめた方による、衝撃的なブログが流れてきました。資産総額は2年前に1,000万円を超えたそうなので、今はもう1,500万程度でしょうか。40歳を超えたくらいの方のようです。

銀行で知らないうちに投資信託を買わされた、と怒ってらっしゃるのですが、「投資信託を買わされた」の部分以外にもあやしい発言が満載です。私も決して投資に詳しいわけではないんですが、この方はこの先も大丈夫なのか、とても不安になります。まずいポイントを1つずつ見ていきましょう。

投資信託が何なのかよくわかっていない

ちなみに、投資信託とは株のことです。相場が上がれば増えて、下がれば減ります。

投資信託が組み入れ対象とする資産は株のこともありますが、そうでないこともあります。この方が買い入れ(させられ?)た投資信託は公社債投信というもので、組み入れ対象は株ではなく債券です。債券は、株式と同様に市場売買されており、様々な要因で価格が上下動し、それに連動して投信の価格も上下動します。しかし、債券は株とは商品の性質が異なるため、上下動する原因や、上下動の範囲、得られる利益等は異なります。予期しないタイミングで予期しない大きさの価格変動が起きる可能性があるので、内容を理解できない、理解していない商品は買わないのが鉄則です。

銀行で投資信託を購入している

じつは今年から、資産運用を考えはじめて、NISA口座を作って、投資信託を、NISA枠内の 120万円 だけ買ってみたんですね。

投資信託は様々な場所(銀行や証券会社)で販売されており、複数の場所でまったく同じ(もしくはほぼ同内容の)投信が販売されていることが多いです。しかし、投信を購入する際にかかる手数料(販売手数料)は販売場所によって大きく異なっており、基本的には銀行で買った場合に最も高額になります(手に入る投信は同じです)。これは、銀行でない場所で買えば、より低い手数料(もしくは手数料なし)で同じ投信を購入できるということです。

例えばこの方の場合、特別金利の定期預金にセットで加入することで、手数料のキャッシュバックを受けた、と言っています。

そのとき、投資信託を買った金額と、同じ金額を預けられる、特別金利の定期預金も合わせてしました。

投資信託 120万円 購入 (手数料 約 2%)
定期預金 120万円 預入 (3ヶ月 4%)

つまり、投資信託にかかる手数料を、特別に高い金利の定期預金で、キャッシュバックしてくれるという訳です。

しかし、キャッシュバック(といっても資金を3ヶ月拘束されていますが)されるのは販売手数料の約半分であり、キャッシュバック(と言っていいかあれですが)を受けた上でも1%の手数料を取られています。しかし、ネット証券では販売手数料は無料なのが当然になってきており、これでもまったく得ではありません。ちなみに、投信の販売手数料はおおよそ以下のような関係になっています。

銀行 ≧ ネット専業以外の証券会社 > ネット専業証券会社

また、銀行が扱う投信は証券会社に比べて種類や数が少ないことが多く、投資の際の選択肢も少なくなります。ネットに慣れた人なら特に言えることですが、銀行で投信を買って良いことは基本的にはありません

銀行でNISA口座を開設している

じつは今年から、資産運用を考えはじめて、NISA口座を作って、投資信託を、NISA枠内の 120万円 だけ買ってみたんですね。

NISA口座は同時に複数の金融機関で開設することはできません。銀行で開設した場合、証券会社で開設することはできません。先ほども記したとおり、投信を銀行で買う利点はまったくありませんが、NISA口座を銀行で開設してしまうと、NISA枠で投資しようとした際に不利な状況で投資せざるを得なくなってしまいます。2016年からは開設する金融機関を変更できるようになったため、証券会社に変更することをおすすめします。

NISA口座にこだわりすぎている

でもこれ、冷静に考えたら、NISA枠外(税金とられる)なので、少々上がったところで、ほとんど増えません。もちろん下がったら丸損です。

この方はNISAの効果を強く信じているようですが、NISA枠外でほとんど増えない投信なら、NISA枠内でもほとんど増えません。税率は20%ですからね。それとも、20%がすさまじい違いを有無ような超アクティブなファンドを買っているのでしょうか。それはそれで1つの判断ですが、そういった商品は投信の内容もわからないような人が買うものではありません。

NISAはあくまで道具にすぎない(しかもかなり使いづらい)ので、自分の投資方針を考えた上で、使えそうなところにうまく組み込むぐらいが良いと思います。NISA枠に入れられるから投資する、NISA枠がいっぱいだから投資しない、というのはNISAにとらわれすぎています。

信託報酬を把握している様子がない

販売手数料をいくらかキャッシュバックしてもらって一安心といった様子なのですが、投信の本当の手数料は信託報酬です。販売手数料は購入時に一度支払えば終わりですが、信託報酬は毎年かかる手数料です。例えば、この方が今回購入したBAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(1年決算型)の信託報酬は1.566%です。NISAの非課税期間をフルに使うとした場合、これが5年分資産から差し引かれることになり、これは販売手数料よりずっと大きな額になります。

似たようなものとして、信託財産留保額というものもあり、これは投信の解約時に差し引かれる手数料のようなものです。あまり高くない場合が多いですが、把握しておいた方が良いでしょう。

一年決算型より毎月決算型を好んでいる

しかも、こちらのファンド、毎月決算と、1年決算の2種類があるのに、一言の説明もなく、勝手に1年決算の方にされていました。

同じファンドで毎月決算と1年決算があった場合には、毎月決算よりも1年決算の方が運用益は大きくなります(再投資した場合)。これは、毎月決算の場合は早い段階で分配金から税金が差し引かれてしまい、残期間で再投資にまわす資金量がその分減ってしまうためです。しかし、人間の心理としては毎月分配型を好む傾向があることが明らかになっており(プロスペクト理論、メンタルアカウンティングなど)、気づかないうちに損をしている可能性があります。

数時間でも良いので事前調査を

気づいたのはこのぐらいですが、今回購入した投信の内容はともかく、ご本人の状態はかなりまずいと思います。数百万円を投資するのに、ブログを書いているような(しかも私と違ってブクマを大量にもらえているような)ネットに慣れた方なら、ここまで知らないことはありえないと思っていたので衝撃を受けました。早急に誰かにアドバイスをもらうか、もう少しネットで調べてみるかした方がよいと思います。ベストセラーになっているような投資の本を一冊読むだけでも良いでしょう。逆に言えば、ネットや書籍で数時間程度調べるだけでも大幅に改善するレベルなので、これを機に調べていけば先は明るいかもしれません。

以上、やってはいけない投信の買い方でした。

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三流の投資家チェック

少し前になりますが、煽り気味のタイトルでこんなのが流れてきたのでチェックしてみました。

三流の投資家になっていないか、チェックしてみよう:All About マネー

投資では勝たないといけません。投資で必ず勝てる人は一流ですが、いつも勝てなくても、最終的に損がなければ二流です。決して、なってはならないが、必ず負けてしまう三流の投資家です。

この定義からしてなにやら若干あやしいにおいがします。肝心の三流を警告する部分で脱字があるのが残念ですが、やってみます!

診断!

問1.株価が暴落すると買いたくなりますか?
売りたくなる … 0
どちらとも言えない … 1
買いたくなる … 2

2:買いたくなる。
暴落大好きです。バーゲンセール万歳。

問2.気に入らない企業にも投資できますか?
好きな銘柄に投資する … 0
どちらとも言えない … 1
好悪の感情は関係ない … 2

2:好悪の感情は関係ない。
儲かるなら東電だってソフトバンクだって買いますぜ。

問3.投資収益を率%で把握していますか?
率%では分からない … 0
時々は率%で見ている … 1
いつも年率%で把握している … 2

1:時々は率%で見ている。
いつも率で見てはいますが、年率で見ているのは配当益だけです。売却益は総期間でしかみていないので、2ではないなぁと思って1にしてみました。

問4.成績を比較するベンチマークを持っていますか?
ベンチマークはない … 0
いろいろと比較している … 1
ベンチマークと定点観測している … 2

0:ベンチマークはない。
目標とする利回りはありますが、きちんとしたベンチマークはありません。

問5.最悪の結果を想像できていますか?
まったく想像していない … 0
なんとなくは想像している … 1
はっきりと金額で想定できている … 2

2:はっきりと金額で想定できている。
リーマンショックレベルの年間下落率+1930年代のアメリカ大恐慌時代と同等の株価低迷期間を想定しています。

問6.損切りポイントを決めていますか?
まったく決めていない … 0
ぼんやりとは考えている … 1
はっきりと金額で決めている …2

1:ぼんやりとは考えている。
といっても、損益通算で得になる範囲で年末付近に損切りするってだけですが。

問7.考え抜いて注文していますか?
思いつきで注文している … 0
周りを見ながら、注文している … 1
自分で考え抜いて注文している … 2

2:自分で考え抜いて注文している。
正直これで何を聞きたいのかさっぱりわかりませんが、0でも1でもないので自分なりに考えているということで2にしました。

問8.投資行動にルールを作っていますか?
ルールなどまったくない … 0
ぼんやりとしたルールは持っている … 1
厳格にルールを守っている … 2

1:ぼんやりとしたルールは持っている。
REIT売買のルールと、投信の購入ルールは決めてます。厳格ってほどでもないので1。

問9.投資のゴール設定をしていますか?
ゴールも目標もない … 0
なんとなく、目標はある … 1
何年後にいくらにするかゴール設定をしている … 2

2:何年後にいくらにするかゴール設定をしている。
早期リタイア目標なのでそのへんはさすがに。

問10.助言してくれれうメンターやコーチがいますか?
まったく孤独に投資している … 0
一方通行だが、助言者がいる … 1
定期的にメンターから助言をもらっている … 2

0:まったく孤独に投資している。
参考にしているブログや書籍だったり、全く異なるスタンスで投資している投資仲間みたいなのはいますが、メンターやコーチとなるといないと言わざるを得ません。誰かなってくれませんかね・・・

合計は13点でした。

結果は・・・?

14~4点の人は、二流の投資家です。自分の課題を見つけて、行動や習慣を改善できないか、考えてみましょう。
良い結果を出すためには、お手本をすべきモデルや良き仲間、優れたメンターを持つことが、とても有効です。

はい二流でしたー!この診断、あまり信用してはいないけど、二流なのは自覚どおりです。良き仲間やメンターも確かに欲しいです。ちなみに三流はどうかというと・・・

さて、総得点が3点未満の人は、三流の可能性があります。できるだけ早く、今の投資行動を手仕舞って、原点に戻ることが賢明です。少し冷静になってから、投資の準備をしっかりと取り組みましょう。

0、1、2点が三流。いや、三流とも言い切っておらず、あくまで三流の可能性。意外とやさしいというか、ぬるいというか・・・。0~2点の人でも、少し冷静になれば再び投資にとりかかっても良いんですね。なんか自信出てきました。

というわけで、三流チェックの結果、なんとか二流だったようです。以上、三流の投資家チェックでした。

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使いづらい現行NISA、改善案は投信積立特化?

あちこちから使いづらいと声があがっていたNISA。ようやく改善案が出てきましたが、かなり予想と違っていました。

NISAに長期積立枠 政府、非課税20年軸に調整:日経新聞

私はNISAをそこまで積極的に使っておらず、あまり詳しいわけでもありませんが、現行の制度はざっくりと次のようなものだと理解しています(間違ってたらすみません)。

NISAのあらましと欠点

  1. NISA口座には、年間120万円分までの株式や債券、投信などを入れられる
  2. NISA口座の買い入れ枠(120万円)は毎年追加されるが、次の年に枠を持ち越すことはできない
  3. NISA口座に入れた銘柄は、最大5年間NISA口座内に保持し続けることができる
  4. 5年経過した銘柄は、翌年の枠を使う形でNISA口座内に留めるか、一般口座に移すかを選ぶことできる(その際はいずれも、その時点の時価で取得したとみなされる)
  5. NISAの制度は2023年までの期限付き措置
  6. NISA口座内の銘柄からの配当は非課税
  7. NISA口座内の銘柄を売却して得た利益は非課税
  8. NISA口座内の銘柄で売却損が出た場合でも、損益通算はできない

不満が出ているのは、主に4と8についてです。8については字面どおりで、NISA口座内の銘柄が値下がりして売却損が出た場合でも、一般口座との損益通算(売却益を売却損で相殺して課税対象となる利益を減らすこと)ができず、NISA口座を使わない場合に比べてトータルで税金が高くなるということです。

4のデメリットはややわかりづらいです。これは、もしNISA口座内の銘柄(例えば100万円で取得)が5年経過時点で値下がり(80万円)していた場合、その時点で本来より低い値段で取得(80万円で取得)した扱いに変更されてしまい、その後価格変動した際には利益額が増えたり(110万円になった場合は、本来なら10万円の利益だったはずが、30万円の利益に)、損が減ったりしてしまう(90万円になった場合は、本来は10万円の損だったはずが、10万円の利益に)ということです。特に一般口座に移管した場合に問題になりますが、これらは税金額の増加という形で跳ね返ってきます

どちらについても言えることですが、もともと税金を減らすための仕組みのはずが、その恩恵を受けられるのは値上がりした場合だけで、値下がりした場合はむしろ税金が高くなるということです。これはつまり、同じ投資額でも一般口座で投資する場合に比べてリスクが高くなっているということであり、初心者に向けて宣伝・勧誘しているNISA制度としては問題のあるあり方だと思います。

また、この制度を利用して最大限に利益を得ようとした場合は、5年間保持して非課税で配当をもらい、5年経ったら移管せずに売却益を得る必要があります。値上がりする株を選ぶだけでも難しいですが、さらに「5年後の時点で値上がりしている銘柄」を選ぶように誘導される形になっているわけですが、言うまでもなくこれは非常に難しく、不必要に投資を難しくしていると思います。実際、この度奥さんがSBI証券口座を開き、ついでにNISA口座も開設していたのですが、制度の説明も面倒くさいし初心者向きでもないしで、今のところは「NISA口座のことは忘れていいよ」と言っています。

博打はやめて投信積立に使えとのお達し

こうした欠点に対処するため、利用者からは①非課税期間の恒久化、②制度の恒久化、の2点を求める声があがっていました。これによって、強制的な取得価額の変更や、5年経過時点での売却圧力がなくなり、それを見越した不必要に複雑な投資判断、毎年やってくる面倒な繰越判断も不要になります。私も、「このままだとさすがに使いづらすぎるし、変えるとしたらこのへんだよなぁ」と思っていたので、NISA制度改正検討!みたいな話を耳にした時は「やっときたかー」と思っていました。が、見てみるとなんだか思っていたのと違います。

実態を踏まえ、政府は2日にまとめた経済対策でNISAを見直す方針を示した。これを受け金融庁は今月末の税制改正要望で長期積み立てに対応した新たな枠の創設を求める。現行の半分の年60万円以下の投資について、非課税期間を20年前後に延ばす枠をつくる方向。非課税期間5年の現行制度との併用は認めず、利用者はどちらかを選ぶことを想定している。

非課税期間が長期化したことで、NISA特有の条件を考慮する必要は減りましたが、金額が半減するのは痛い。記事中でもふれられていますが、長期で確実に上昇する低額の投資商品を、少額ずつ買い入れて、長期間保有する、みたいな使い方を目指した変更に見えます。ピンポイントで上昇銘柄を選ぶ博打枠としてではなく、(インデックス)投信積立に使え、ということなんでしょうね。これから国際分散投資を進めていく私にとっては、これはこれで割り切りができて悪くはないのですが、月5万円までだと枠としてはちょっと物足りないです。この制度ができたら、奥さんにも投信積立してもらおうかな。

以上、使いづらい現行NISA制度と、その改善案についての所感でした。

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10年ぶりに自ら映画館へ足を運ばせたシン・ゴジラ、評判に偽りなし(たぶんネタバレなし)

見る予定は、まったく、これっぽっちもなかった。ゴジラシリーズは怪獣同士のアクションで楽しませる、言っちゃ悪いが子供騙しの作品としか思っていなかったし、実際のところ過去のゴジラシリーズで目にしたのは、小学校で無理やり見せられたゴジラvsビオランテだけだ。シン・ゴジラも予告動画を流し見はしたものの、露ほども興味を惹かれず、まして見に行くなんてことは夢にも思わなかった。封切りされた土日を過ぎ、少しずつ評判が届きはじめるまでは。

最初の土日が過ぎ、あちこちからぽつぽつと上がってきた声は、予想を裏切るものだった。「日本映画史に間違いなく残る」といったストレートな大絶賛の声に加え、何やら戸惑いながらも「すごいものを見てしまった」「庵野にしてやられた」といったある種奇妙なものも多い。単に絶賛されているだけなら、ゴジラシリーズが好きな人たちが喜んでいるのだろう、程度にしか思わなかったかもしれない。しかし、そうした声を上げる人たちの中には、私と同じように「ゴジラシリーズなど見たこともないし、予告編を見てもクソ映画の予感しかしなかった」という人も数多く含まれていた。そして彼らは、「今まで抱いていたゴジラのイメージと全然違っていた」「これは子供が見ても面白くないだろう」「3.11を思い出さざるを得なかった」などと語っており、シン・ゴジラはどうやら私の予想を超えたものであることを示していた。これだけでもいくぶん興味を掻き立てられたのは間違いないが、何より強く興味を惹かれたのは、やはり感想を語る彼らの熱量だった。何か言わずには言われない、誰かに伝えずにはいられない。そんな興奮がモニタ越しでも隠しきれずに伝わってくる。この感覚には覚えがある。若い頃によく感じた、思いがけない宝物を自分だけが見つけてしまったような興奮だ。感受性の豊かな若者ならともかく、Web上に棲息するこのひねくれた評論家気取りの大人たち(もちろん私を含んでいる)をこうまでさせるなら、是非はともかく必ず何かある。時期はともかく必ず見なければならない。今思えば、こうした流れも庵野監督の思惑通りだったのかもしれない。あのくだらない予告編を作ったのも、庵野監督だった。

日を追うごとにゴジラの感想は増えていった。ブログ、Twitter、メディアサイトのWeb記事・・・ここまで増えてくると、キュレーションメディアにも頻繁に飛び込んでくるようになる。当初はネタバレなしで感想を書き合っていた人たちも、もはやネタバレを抑えて語り続けることに耐え切れなくなったのか、ネタバレありの記事、発言、考察がどんどん増えてくる。ネット上の情報は「時期はともかく」などと言ってられないくらいの量に達していた。ネタバレを先にくらってはたまらない。私はついにあきらめて奥さんを誘い、本当に久しぶりに自分から映画館に向かうことにした。土日の日中は予約でほぼ満席だったが、日曜の夜にいくつか空きを見つけられた。どうせなら4DXにしたかったが、すべての時間帯で満席だったので、通常のシアターで視聴することにした。

目にしたものは、エヴァンゲリオンのようであり、超密度の3.11ドキュメンタリーのようであり、起こり得なかった3.11を描いたシミュレーションのようでもあり、社会人たちが忘れかけていた希望を鮮やかに描いたファンタジーのようでもあった。様々な情報が込められていながら、それらのいずれも作中で多くを語られることはない。濃密な情報の巨大な塊が見る者の前に投げ出され、人々はそこに否が応でも自分の見たいものを見つけてしまう。複雑で難解なものとして見ることもできるが、シンプルに日本の力を結集して怪獣を打ち倒すエンターテインメントとして見ても面白い。それでも面白いんだけど、やっぱり高速で飛び去っていく言葉や情報について知っていればいるだけ、より深く楽しむことができる。そして、いろんなことを語りたくなる。あの人はこれを見て何を語るのだろうか?人に勧めたくなる。感想を聞きたくなる。語った内容によって、人となりが透けて見えてくる。こういうのが見たかったんだよなぁ。それすら忘れていた。

終映後、最も身近な隣人である奥さんの感想をおそるおそる伺ってみると、「3.11の映像を思い出して見てる間じゅうずっと気持ち悪かった。」「長谷川くんはかっこいいなぁ、石原さとみちゃんもかわいかったし。」ということだった。同じ映画を見ても、感じることは本当にまったく違う。そういえば、繰り返しあの洪水の映像を見た人の中には軽度のPTSDになっている人も多いらしい。私は平気だったので気付かなかったが、奥さんは若干その傾向があったようで、悪いことをしてしまったと思う(その前の週にONE PIECE FILM GOLDにつきあったので勘弁してもらいたい気持ちは若干ある)。

奥さんと内容について語り合うことは難しかったが、この映画はまだまだ多くの人に広がっていくだろうし、願わくはそうであってほしいものだ。多くの友人と音信不通状態の私でも、周囲の知人と存分に感想を語り合うことができるように。そして、同じような興奮をもたらしてくれる、次の映画がまた世に出ることができるように。

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メルカリで(ヤフオクより)捗る不要品処分

買いを入れられるほど下がっているわけでもなく、売れる銘柄が出るほど上がっているわけでもなく、投資関連でなんにもやることがない今日このごろ。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。私は、メルカリを使った家の不要品処分に精を出しています。

ヤフオクじゃなくメルカリを使ったわけ

簡単に言うと、売れるかどうかよくわからないものでも、細かいことは気にせずガンガン出品して放置しておけることにつきます。これは、メルカリが出品無料であり、かつ自分から取り下げるまで無期限に出品しておけるからです。

ヤフオクの場合、出品ごとに料金が必要(プレミアム会員になれば無料ですが、月額払い生活になってしまう)、かつオークション形式のため一定期間が経過すると出品が終了してしまいます。売れなくても出品が終了すると出品料がかかってしまうので、出品時には期間内に売れるようにするために、色々な下調べや写真・記載・料金設定上の工夫が必要です。また、落札後のやり取りもやや煩雑なため、大量に出品すると、管理のためにかなり気を遣います(私の場合)。

メルカリの場合は出品が無料で、期間も無制限、また後から売値や商品説明を好きに変えられるので、スマホやタブレットで適当に写真をとって、まずは適当な値段と説明で出品、引き合いがあればそのまま売却、なければ写真、値段、商品説明等をきちんと修正、といったように最小限の手間で出品していけます。値段は赤字にならないように多少考えないといけませんが、どうせ値引き交渉もあるので若干ぼったくってるかなぐらいの値段で適当に出しておけばいいです。ちなみにA4封筒サイズで厚さ2.5cm以内のモノなら送料は195円なので、250円以上の値段をつけられるなら送料と手数料が差し引かれても赤字にはなりません(メルカリだと送料は出品者負担が多いです)。つまり、捨てるしかないようなしょぼいものでも(失礼)売れるわけです。例えば次のようなものは195円で送れますが、意外と1,000円以上で売れたりします。

  • よくわからない接続コード
  • 謎のアダプタ
  • 古い通信機器

こうしたものは、1つあたりの利益はせいぜい数百円~1,000円程度ですが、きちんと対応すれば良い評価をもらえ、出品者としての信用を上げていけます。

よくわからないものが1万円以上で売れる

たとえば、昔買ってちょっとだけ使い、その後10年以上放置していたボードゲームやロボット製作キットが1万円以上で売れたりします。また、中古屋で買い取りを拒否された、一部部品が欠損した電化製品なども5,000円以上で売れたりします。古いものは古いものなりに、一般的な市場に流通していないため需要があるみたいです。変なアダプタとかが即日1,500円で売れるのも謎です。日本の広さを感じます。

発送はらくらくメルカリ便で手間いらず

梱包だけしたら、スマホをもってファミマに行けば1分くらいで終わります。スマホに表示されたQRコードをファミポートにかざして、でてきたレシートをレジに持っていくだけ。送料は売上から自動的に差し引かれるので、発送の際には必要ありません。私は朝出勤前にファミマに寄って発送しています。ダンボール箱や梱包材は、通販を使うたびに家に貯まっていくものをいくらかとっておけばOKです。

そしてだんだん楽しくなってくる

本当に心の底から「いらないなぁこれ・・・」ってものを適当につっこんでおくと、なぜか売れて小銭が入るとともに感謝のコメントが届き、家がきれいになってアカウントの評価が上がっていく・・・。これが楽しくないわけがない。出品→売却を続けていると、だんだん自宅がフリーマーケットの一部になったような感覚に陥ってきます。しかもこのフリーマケットは、日本中に向けて開かれた、巨大で、いつまでも終わらないフリマです。私は普段の仕事で直接お客さんにモノを売ったりしないので、特に楽しく感じるのかもしれません。

しかし、羨ましいくらいの理想的な手数料ビジネスですねぇ。後発の類似(というより完全にパクリ)サービスであるラクマは、出品時だけでなく売上時の手数料も今のところは無料なのですが、利用者が少ないのであまり売れません。もう少し頑張って利用者を増やしてもらって、メルカリの手数料を下げさせてほしいところです。ラクマもこのまま手数料無料だと儲からないので、メルカリと同じように利用者を確保できたら有料化するとは思いますが、そこまで行かずにサービス終了しそうで怖い・・。

以上、メルカリで捗る不用品処分でした。

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マガジンポケット(マガポケ)で娯楽費節約

週刊少年マガジンを読んでいる人にしか関係ない話なんですが、マガジンの電子書籍サービスであるマガジンポケット(マガポケ)を利用すると、3~5号前のマガジン本誌を無料で読むことができます。読むのがおよそ一ヶ月遅れることを我慢できるなら、無料でほぼすべての連載マンガ(はじめの一歩などを除く)を読むことができるわけです。紙で買うと一冊270円前後なので、月額でおおよそ1,100円程度節約できることになります。

額だけだと大したことないんですが、重くてかさばる紙雑誌を持ち歩いたり、資源ごみに出したりする必要がなくなるのも個人的には大きな利点です。大きなカバンも必要なくなりますしね。

私の場合、主にベイビーステップ(面白いですよね!)やACMA:GAMEあたりが目当てで、読んでいる連載も少なめなので立ち読みですますこともありました。しかし、仕事が忙しくなってくると、移動や食事の時間に読むなどしないと時間が足りず、買っては家に持って帰っては資源ごみの日に捨てることが増えてきていました。マガポケを発見して、色んなところでながら読みをしつつお金も節約でき、カバンも心置きなく小さくでき、資源ごみとして出す手間も不要になって大喜びです。はじめの一歩がどうしても読みたい人はご愁傷様です。

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