先日、エンディングノートと呼ばれる文書を奥さんにメールで送りました。この「エンディングノート」、聞いたことがない人もいるかもしれませんが、Wikipediaによると
というふうにかかれており、資産や交友関係、介護・相続・葬儀の希望などを書き留めておくものです。私は高齢者ではありませんが、今回はセミリタイアの告白を受けた奥さんの金銭的不安を緩和するために作りました。
ノートを書いた理由
このタイミングでノートを書こうと思った主な動機をあらためてまとめると、以下の2点になります。
- 奥さんの金銭上の不安を和らげること
- 私が今死んだ場合に、得られる資産と収入を伝えること
- 相続に必要な手続き等を伝えること
- 今後の運用のアドバイスを伝えること
- その他雑多なお願い事項を伝えること
- 遺産分割協議時に見せることで、相続人に対して故人の遺志を示せるようにすること
- 相続財産はすべて奥さんに譲る旨を明記
- 分割協議時は故人の遺志に従うように依頼
2に関しては、エンディングノートでは法的な効力はないため、万全を期すなら遺言書を遺す必要があります。とはいえ、きちんとした遺言書を準備するのは結構面倒くさいので、まずはメールの形で奥さんが他の相続人に遺志を示せるようにし、万が一もめた場合に彼らの良心に訴えられるようにした、ということですね。 “急死に備えてエンディングノートを奥さんに渡してみた” の続きを読む