投資本の雑な感想:ウォール街のランダム・ウォーカー/バートン・マルキール

書棚

某梅屋敷の人も大好きな、投資本の鉄板と言える「ウォール街のランダム・ウォーカー」。一年ぐらい前に図書館で予約していたようですが、それ自体すっかり忘れていました。今週突然「ご用意できました」と通知が届いたので、取りに行って読んでみました。読むのは実ははじめてです。

基本的な主張はみなさまご存知のとおり、とにかく時価総額加重平均のインデックス投資をしておけば間違いないよ、というもの。個人的にも、こうした主張には大筋では異論はありません。この主張を、歴史上登場してきたさまざまな投資アプローチと比較しながら検証していく、といった形です。

また、やりたければ一部の資産で割安な個別株を買ってみるのも否定はしないよ、とも言っていて、このあたりのバランス感覚も絶妙です。

あまりにも有名な本筋部分はおいといて、今回は私がひっかかったポイントについていくつか書いていきます。 “投資本の雑な感想:ウォール街のランダム・ウォーカー/バートン・マルキール” の続きを読む

株の売却や配当にかかる税金の増加は早期リタイアにどう影響する?

金融関連資産の譲渡益や配当益に対する税率が20%から25%になるのでは、と噂されている。

株高の裏で、「金融所得」増税が浮上している:東洋経済オンライン

私は配当を主な収入源とした早期リタイアを目指しているが、仮に税率が20%から25%に上がった場合、手取り収入は6.25%減ることになる。月額30万円だったものが28万程度まで下がるので、結構影響が大きい。

貯蓄から投資へ、しかし格差是正のためには増税

この増税は、平成31年に導入される消費税の軽減税率に関する財源を確保するため、と報道されているが、これまで政府が掲げてきた「貯蓄から投資へ」の方針とそぐわないように感じる。その方針は現在も変わってはいないはずだが、近年はどちらかといえばiDeCoやNISA等のインデックス投信長期積立の優遇へとシフトしてきた感があり、実際、譲渡益・配当益に対する軽減税率も2013年には終了しているので、譲渡益や配当益に対する税率も今後はもはや聖域とは言えないのだろう。 “株の売却や配当にかかる税金の増加は早期リタイアにどう影響する?” の続きを読む

じわじわと表面化する氷河期世代問題

クローズアップ現代プラスで、アラフォー氷河期世代の苦境が取り上げられたようです。

アラフォー世代の就職や経済力、結婚などに言及した #アラフォークライシス に辛さを感じるアラフォーの皆さん #クロ現プラス

 

私は2001年就職なので、ドストライクの世代です。学部からの鉄板就職先だった金融業界はまさに全滅といっても過言ではない有様で、まさに就職氷河期でした。 “じわじわと表面化する氷河期世代問題” の続きを読む

WordPressのサーバ移行&ドメイン移行+SSL化

最近、このブログを自宅のRaspberry pi2からGCP(Google Computing Platform)に移行しました。それに伴い、DDNSのサブドメインから通常のドメインへ移行し、サイト全体をSSL化しました。

ぼちぼち安定して稼働しているようなので、これらの簡単な手順をメモするとともに、若干はまった箇所について記録しておきます。

手順の概要

基本的には、以下のサイトを参照してすすめました。めちゃくちゃ丁寧でよくできていると思います。

【第1回】GCPの無料枠でdev.toなみの爆速WordPress環境を構築する(爆速は正義)

ただし、このサイトでできるのは空っぽのWordPressサイトを新規に立ち上げるところまで。以下の手順でいうところの1〜5までです。

  1. Freenomで新規ドメインを取得
  2. GCPに新規登録、Always Free枠でVMを作成し、静的IPアドレスを割り当て
  3. Cloudflareに新規登録し、DNSと紐づけてキャッシュを設定
  4. VM上にKUSANAGI Runs on Dockerをインストール
  5. WordPressを起動、ダッシュボードから各種変更を実施
  6. 旧WordPressからデータを移行
  7. 旧WordPressに転送設定を追加

私の場合は、稼働中のWordPressからデータを移行させ、さらに旧WordPressへのアクセスを新WordPressに誘導する必要がありました。 “WordPressのサーバ移行&ドメイン移行+SSL化” の続きを読む

インフレ対策は必要か?今後の投資方針を再検討

この記事の要約

  • 昨年8月以降インフレ対策をすすめ、リスク資産を増やしてきた
  • インフレは進行しているが、当時想定したほど急激ではない
  • 緩和要因はあるとはいえインフレ圧力は依然高く、預貯金を持ちすぎるのは危険
  • 今後は高配当銘柄を中心に株式比率を高めるとともに、預貯金率を5%程度引き下げる

ヤマトの値上げを契機として、昨年8月に以下のような記事を書き、インフレ対策として預貯金率の引き下げを図ってきました。

インフレ到来の気配、現金比率を引き下げろ

当時の状況と計画

当時の資産配分状況がこちらです。預貯金率は高めですが、実際は生活防衛資金がさらに2,000万あります。

当時の資産比率推移がこちらです。預貯金率はさらに上昇傾向でした。

“インフレ対策は必要か?今後の投資方針を再検討” の続きを読む

家計の状況(2018/5末) – 大問題の衣服美容と水道光熱

今月から、主要な費目ごとにトレンドラインを付加したグラフを載せて、より詳細に家計を分析できるようにしました。それに伴い分量が増えてしまったので、投資関連とは別エントリとして記載することにしました。

収支全体の状況

今月は配当収入が少なく、収入が先月よりかなり減りました。支出もやや減ったのですが、収入の減少の方が大きく、結果として収支はやや悪化しました。ボーナス月の直前なためか、収入のトレンドラインが下落しているのが気になります。 “家計の状況(2018/5末) – 大問題の衣服美容と水道光熱” の続きを読む