早期リタイアに向けた資産・収入のマイルストーンを設定する

ここのところ株やJ-REITが高騰している影響で、ブログ開始時に目標としていた資産1億円、キャッシュフロー100万円/年の達成が目前となってきました。とはいえ、リタイア計画を立てつつ検討したリタイア可能状態にまでは達していません。

そこで今回は、早期リタイアの達成に向け、資産とキャッシュフローの2つの観点からいくつかのマイルストーンを設定します。これらの達成状況を定期的に確認することで、早期リタイアへの道を明確にしつつ、ゲーム感覚で楽しく早期リタイアを達成したいと思います。

キャッシュフローの観点

一ヶ月/一年ごとに得られる現金の額をもとにしたマイルストーンです。リタイア可否を判断するための最重要指標ですね。以下の8つを設定しています。

税引前現役時の手取り退職時の手取り
年額年額月額年額月額
1100万円80万円6.7万円95万円7.9万円
2125万円100万円8.3万円118.8万円9.9万円
3150万円120万円10万円142.5万円11.9万円
4200万円160万円13.3万円190万円15.8万円
5250万円200万円16.7万円237.5万円19.8万円
6300万円240万円20万円285万円23.8万円
7375万円300万円25万円356.3万円29.7万円
8450万円360万円30万円427.5万円35.7万円

それぞれのタイミングで退職した場合の手取り収入も右側に追記しています。退職後は同じ税引前収入でも税額が大きく下がって手取りが増えるため、両方確認しながら退職タイミングを決めたいところです。なお、算出の前提条件は次のようにしています。

  • 収入は配当所得のみ
  • 配当元の銘柄はすべて日本株式
  • 復興特別所得税は考慮していない
  • 所得税は総合課税とし、所得控除は基礎控除のみ
  • 住民税は申告不要(=5%の源泉徴収)扱い
  • 税額控除は配当控除のみ

実際は、配偶者控除や扶養控除等でもう少し控除額が増えると思います。ただし、日本株から配当をもらっている限りは配当控除だけで所得税をゼロにできてしまうので、それ以上に所得控除が増えてもあまり意味がありません。逆に、ポートフォリオを海外銘柄やREIT中心にしている場合は、各種所得・税額控除だけで所得税をなくすことは難しいため、増やせば増やすほど現役時代の手取りに近づきます。

資産の観点

資産の観点でのマイルストーンは、正直なところ気持ち程度のものです。ビデオゲームにおけるトロフィーのようなものですね。次の3つを設定しています。

  1. 純金融資産(退職金累計額、確定拠出年金、財形貯蓄含む):1億円
  2. 純金融資産(退職金累計額、確定拠出年金、財形貯蓄除く):1億円
  3. 純金融資産(退職金累計額、確定拠出年金、財形貯蓄含む):1.5億円

1と2は比較的直近の達成を見込んでいるマイルストーンです。退職金等を含めたものと除いたもので2つ用意しているのは、退職金は論旨解雇/懲戒解雇により減額や無支給の可能性があるためです。その他企業関連の積立は集計が面倒なので退職金と同じ扱いにしています。

3については、早期リタイア目前あたりを想定して設定したものなので、達成はかなり先になると思われます。

退職の目安

これらのマイルストーンを眺めつつ、退職の条件を考えていきたいと思います。

キャッシュフロー観点

私の場合、退職後も都内の賃貸住まいを想定しており、生活費もそれに伴って35万程度と高額なため、少なくとも月額29.7万円(キャッシュフロー観点7)、できれば35.7万円(キャッシュフロー観点8)が欲しいところです。ただし、前者で9,500万円、後者なら1.2億円程度の高配当株が原資として必要になります。

課題

必要資産額の多さもさることながら、それなりに銘柄分散させつつ、高配当株を高配当なタイミングでこの額まで買い入れるのはかなり大変そうです。J-REITや海外株式を混ぜれば利回りが上がる上、銘柄選定の幅も広がるので達成しやすくなりますが、配当控除が使えず税制面で不利になります。全体の4割程度まで日本株で保有すれば、配当控除の効果で所得税をゼロにできるので、その水準を目指したいところです。

買い入れについては、何も考えずにインデックス投信を積立していければ楽なんですが、これだと退職後の所得が譲渡所得扱いになってしまい、税制面で不利になってしまいます。高配当銘柄のETFや定期的に分配を出す投資信託はアリだと思いますが、以下の点がやや気になります。

  • 信託報酬が微妙に高い(特に投信)
  • 配当利回りがやや低め
  • 明らかに割安な個別銘柄を拾いづらい

配当利回りが低いのは、それなりの銘柄に分散した結果、利回りが低い銘柄も入ってくることが理由だと思います。これは、個人で分散を進めた場合でも同じ問題につきあたるはずで、そもそも現状リスクを取りすぎているだけだとも思うので、あまり気にしてもしょうがないかもしれません。

資産観点

これはキャッシュフロー観点からの逆算になりますが、結果としては1.5億円程度(資産観点の3)は欲しいところです。全てを株式で保有するわけにもいかないので、生活防衛、日常の決済用資金、住宅購入予備費、その他ライフイベントに対するリスクバッファをあわせて、配当原資の株式+3,000万円程度を想定しています。

その他の条件

引退後に思いがけず配当が低下する可能性を下げるために、仮に以下の条件を設定します。

  • 過去10年のすべての年の配当額が、10年前の配当額の90%以上
  • 過去10年間の配当額の平均が、10年前の配当額の95%以上

また、ポートフォリオが大崩れしないように、次の条件も設定します。

  • ポートフォリオが40以上の銘柄で構成されている

達成状況

キャッシュフロー観点

現役時の手取り税引前
年額月額年額
180万円6.7万円100万円
2100万円8.3万円125万円
3120万円10万円150万円
4160万円13.3万円200万円
5200万円16.7万円250万円
6240万円20万円300万円
7300万円25万円375万円
8360万円30万円450万円

1のみ達成。2は、今年の12月にも達成できそうな見込みです。場合によっては3も達成できるかもしれません。4はもう少し先ですね。

資産観点

  1. 純金融資産(退職金累計額、確定拠出年金、財形貯蓄含む):1億円
  2. 純金融資産(退職金累計額、確定拠出年金、財形貯蓄除く):1億円
  3. 純金融資産(退職金累計額、確定拠出年金、財形貯蓄含む):1.5億円

現在、瞬間的に1を達成していますが、月末の締めタイミングでどうなっているかはわからないといった微妙な状況。年末時点で達成できていればいいんですけどね。2については2年くらい先、3については5〜6年先になるのではないかと思っています。

その他条件

  1. 過去10年のすべての年の配当額が、10年前の配当額の90%以上
  2. 過去10年間の配当額の平均が、10年前の配当額の95%以上
  3. ポートフォリオが40以上の銘柄で構成されている

1、2については確認もしてません 😡 3についても明らかに未達ですね。現在はせいぜい20程度です。

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