投資本の雑な感想:まぐれ/ナシーム・ニコラス・タレブ

『ブラック・スワン』『反脆弱性』のタレブが記した初期の著作。テーマは「人はいかにランダム性に騙されるか」。タレブが目にしてきた、ランダム性に騙されている物事、それを煽る人やシステム、なぜそういったことが起こるのかを紹介しており、行動ファイナンス色が強い。また、ランダム性から恩恵を受ける人やそのポジショニングについても述べている。

こう書くと、「それって反脆弱性と同じなのでは?」と思われるかもしれないけど、確かにテーマとしては反脆弱性に包含されていると思う。

投資本の雑な感想:反脆弱性(上/下)

ただし、この本にはよりタレブの人生や人格が色濃く反映されていて、反脆弱性を読んだだけではいまひとつわからなかった彼の性格や、迷いながら辿った道のりが垣間見えて面白い。金融の事例も多めなので、投資本としても反脆弱性より読みやすいかもしれない。

  • なぜタレブは『反脆弱性』であぁまで学術界、銀行、クォンツ、マスコミ、医者などに対して攻撃的だったのか?
  • ネロとはいったい何者なのか?
  • タレブはトレーダーとしてどのようなトレードを行っていたのか?
  • ランダム性に騙される人間の脳が持つ欠陥とは?どう向き合えばよいのか?
  • タレブは自身の欠陥とどうつきあってきたのか?

ある意味訳者あとがきが一番おもしろいので、読み飛ばさないことをおすすめする。

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