資産状況のレポート(2019/2末)- 岐路に立つ世界

昨月ほどの大きなイベントもなかったこともあり、特に米市場はバリュエーションの高さをものともせず、昨月のトレンドを引き継ぐ形で概ね堅調に推移しました。ただ、月末にかけてはやや上値が重い推移となっています。

各種経済指標や企業業績は相変わらず芳しくはありませんが、すぐに崩れるという雰囲気でもなく、それでいてBrexit、インド・パキスタン紛争、ドイツ銀行、イエローベスト運動、中国不動産減速&過剰債務、米中貿易摩擦、日中貿易交渉開始、トランプ政治基盤不安定化、と世界各地で悪いニュースの火種には事欠かない、なんとも先行きの見えづらい状況になってきました。

総資産推移(生活防衛資金除く)

資産合計 :87,183,898円(+1,441,735円
リスク資産:60,631,928円(+1,004,598円

ゴルディロックスの頃に戻ったようなペースです。増加の内訳としては、配当と給与でおよそ25万、リスク資産の評価額上昇が120万ほどです。

投資の概況

投資元本:39,500,000円(+400,000円
評価額 :64,360,250円(+1,269,603円

こちらもそれなりに回復しています。

リターン(2011-)

総利益率:+62.94%+2.61%
総利益額:+24,860,250円+1,269,603円

利益額で見ると、昨年最高値の少し手前くらいまで戻ってきた感じですね。そこまで戻すほど経済&政治情勢が良いとは思えないんですが…。

個別資産の状況

今月は日本株が指数に劣後してほぼ横這い、REITと外国株が上昇といった状況でした。REITはいい加減天井感あるんですが、世の中にはさらにREITを勧める報道が増えてきたので警戒を強めています。

今月の売買銘柄

今月は以下の売買を行いました。

  • 日本リート投資法人の売却
  • ヘルスケア&メディカル投資法人の買い入れ
  • ニッセイ外国株式インデックスファンドの売却

REITの入れ替え

日本リート投資法人は、物件の入れ替えがあったとはいえ築年数が古い小規模オフィスビルが多い銘柄で、働き方改革に沿った、広く、立地が良く、新しいというオフィス需要のトレンドから外れていたため、昨年から順次売却してきました。

今年に入ってさらに上げ足を強め、NAV倍率1.25倍、分配利回りも4.4%と割高感が強まったため、今回すべて売却しました。含み益は50%を少し上回った程度、分配金で20%程度受け取っています。

売却した資金はヘルスケア&メディカル投資法人の買い入れに充てています。そこまでお買い得というわけではないんですが、レジデンス・ヘルスケア系で今後の賃料安定が期待できること、A格付であり財務面でも最低限の基準はクリアしていること、NAVも低く割高感はそこまでないこと、直近大規模に物件取得し外部成長の道筋が一応見えたこと、地方物件の比率が高くポートフォリオの分散を進められることから、入れ替え対象として許容できると判断しました。ただ、今後地方の介護施設は稼働率が低下する恐れもあり、注視が必要かと考えています。

先進国株式の売却

SP500、ダウ、NASDAQともにかなり値を戻した結果、CAPE、PBR、バフェット指数等の各種指標から見てかなり割高な水準まで再び戻ってきました。昨年早い段階で特定口座の先進国株式投信はすべて売却していたのですが、これを機にNISAに残っていた先進国株式インデックス投信も売却しています。

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点

概ね横ばいですが、先進国インデックス投信を売却したことから先進国株式が減り、預貯金が増えています。また、ドルの余剰資金をMMFに退避させたため、先進国債券が増えました。


この先大暴落がこようと大暴騰がこようと、この資産配分で進む覚悟はできました。グラフ上キャッシュポジションは30%ですが、実際は生活防衛資金と財形があるため、やや流動性が低いものも含めると約45%になります。下落が来れば様子をみながら全力(わかりづらい)ですね。

業種の観点

だいぶマシになってきました。REITはあと数%減らせば、以降は大きくいじらなくても良いかと考えています。

不動産の観点

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、いくつかの観点から内訳を確認していきます。まずは物件の立地の観点です。

銘柄の入れ替えにより、地方比率が4%程度上がりました。まずは地方40%、海外10%程度を目指したいと思います。

こちらもヘルスケアが一気に10%増え、オフィスと住宅がやや減りました。インヴィンシブルの躍進?によりホテル比率もやや上がっています。概ね狙った方向への組み換えは進んでいます。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2019年の累計:395,626円+32,622円

今月は、以下の銘柄から配当がありました。昨年同月と比べた配当額の増減率は+76.53%で推移しています。今月は額自体が小さいので、全体からみるとあまり影響はないですね。

  • AT&T
  • BTI
  • PFF

売却損益(税引後)

2019年の累計:730,976円+730,976円

以下の銘柄を売却しました。

  • 日本リート投資法人
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

早期リタイアのKPI

裕福度(支出÷不労所得)

今月の裕福度     :7.4%(昨年同月比+5.89%
過去1年の平均裕福度:35.12%(昨月比+0.12%

ロバート・キヨサキの「若くして豊かに引退する方法」で紹介されている指標で、支出を不労所得でどのくらいまかなえるかを表します。薄い実線が線形回帰、薄い点線が12ヶ月移動平均線です。

昨年より若干上がりましたが、配当自体の額が小さいので増分もかなり小さいです。

配当・分配金の安定度

配当・分配金の安定度を評価するために、配当受取額の業種・地域の内訳を確認しています。

配当の業種内訳

REIT比率は昨月比で6%程度下がりました。資産比率から考えると、2019年は最終的におおよそ50%程度に落ち着くのではないかと思います。

配当の地域内訳

日本比率は昨月比で15%程度低下しています。

以上、2019年2月末時点での資産状況でした。市場はゆるやかに上昇を続けていますが、政治・経済の状況は悪化を続けているように見えます。好材料は緩和的になった金融政策くらいですが、これが将来の崖を大きくしているように見えてなりません。引き続き崖に備えて保守的なPF・CPで待機を続けます。これまで数年に1度の資金投入で資産を増やしてきているので、ここまできたら何年だって待ってやる覚悟です。

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