投資遍歴4:海外投信・J-REITへの投資とリーマンショック

過去投資の振り返りも4回めです。前回までは2005年頃まで、日経225インデックス投信も赤字が続き、不動産投資の道を模索するも、物件購入の頭金不足やリスクの高さから当面は諦めたところまででした。

今回はおよそ2005年〜2010年頃までの話で、色んな投資対象に手を広げ、利益が出たり赤字だったりと試行錯誤を続けていた時期です。購入資産ごとに、チャート、商品概要、購入・売却時期、損益等を振り返ります。

債券ファンド

まずは債権を対象としたファンドです。グローバル・ソブリン・オープン、エマージング・ソブリン・オープンの2つに投資しています。良いことがないと噂の毎月分配型ですね。正直これに投資した時、ソブリン(債)ってなんなのかよくわかっていませんでした😅 ソブリン債は、いわゆる国債・政府債のことです。流行ってるからってわからんのに買うなよ…。今と比べてもさらにリテラシーが低いのがよくわかりますねぇ。

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)

結果:プラマイゼロ
当時大流行した、通称グロソブです。流行に乗って、2006年3月頃に新生銀行で(また銀行!)購入しています。現在の購入時手数料は1.62%信託報酬1.35%。過去のものは調べることができませんでしたが、少なくともこれより高かったと思われます。

シティ世界国債インデックスという指数に連動する、一応インデックスファンドなんですね(今知りました・・)。債権インデックスファンドのくせに、信託報酬1.35%も取られてますね。さらになんと、分配金再投資換算の基準価額は、インデックスの80%にしかなっていません。いやーひどい。ちなみに、分配金換算なしだとインデックスの25%です。噂どおりすごい状態。

global-soverign-open

だらだらと持ち続けた後、最終的には2010年3月に売却。配当込みで考えてもプラマイゼロか、ややマイナスだと思います。

エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)

結果:黒字
なんとなく新興国の方が配当たくさんもらえそうという安直な考えで2005年12月頃新生銀行で購入。現在の購入時手数料は2.16%信託報酬は1.6956%。信託財産留保額も0.5%設定されています。高いですね!こちらも、J.P. Morgan EMBI Global Diversifiedをベンチマークとするインデックス投信のようです。にしても高すぎ。ちなみにこちらもベンチマークとの乖離が激しいです。ベンチマークとは一体なんなのか、謎は深まっていきます。

エマージングソブリンオープン

2013年2月頃売却。少し高くなっている時期ですね。なんと8年も持っていました。配当換算なしでも基準価額がプラスだったので、安直だったわりには思ったより儲かったようですね。しかし、手数料や信託報酬が高すぎるので、もう買うことはないでしょう・・

海外株式投信

続いて海外株式を対象としたファンドです。HSBCインドオープン、HSBCブラジルオープン、グローバルハイインカムストックファンドの3投信を購入しています。日本株への失望から、当時BRICsと言われた国から2国と、先進国株のアクティブ投信へ投資しています。

HSBCインドオープン

結果:赤字
2005年12月に新生銀行で購入。現在の購入時手数料はなんと3.24%信託報酬は2.16%です。ベンチマークはS&P/IFC Investable India。確か分配金出してなかった気がしますが、その割にはもはやベンチマークなど見てもいないのではないかと思えるような豪快すぎる乖離っぷり。各種手数料も高すぎですね。

HSBCインドオープン

2013年2月に売却。これはもう諦めて投げてますね。結構な赤字を出しています。もう少し我慢していれば多少あがっていたんでしょうが、投信自体ダメすぎなので、どちらかというともっと早く売り払うべきでした。

HSBCブラジルオープン

結果:赤字(小)
2007年7月頃に新生銀行で購入。当時はまだインドオープンも好調だったので調子に乗ったんでしょうか。現在の購入時手数料は3.24%信託報酬は2.052%。当たり前のようにすごく高いです。ベンチマークはMSCIブラジル10/40指数。R&Iファンド大賞2014だそうです。こちらもベンチマークからは結構な乖離なのですが、どこらへんに大賞らしいところがあるんでしょうか。まったく意味がわかりません。

HSBCブラジルオープン

2013年2月頃に売却。若干の赤というところでしょうか。チャイナオープンを買っていればマシだったのかとも思いましたが、2007年と15年の山が高いぐらいで、あとはそう変わらないので関係なかったようです。

グローバル・ハイインカム・ストックファンド

結果:赤字(大)
2006年3月に購入。現在の購入時手数料は3.24%信託報酬は1.188%。こちらは唯一のアクティブファンドですね。購入時手数料はべらぼうに高いですが、信託報酬は思ったほど高くないですね、・・って麻痺してるだけ?

グローバル・ハイインカム・ストックファンド

2010年4月頃に売却。最高値で買って底値付近で売った感じですね・・4割程度値下がった状態で売ってます。購入時手数料が高く、信託報酬が比較的低いことを考えると、保有を続けてもよかったかもしれないと思う唯一の投信です。その後倍以上になっているのはさすがアクティブファンドって感じですね。リーマンショックでの下がり方もさすがアクティブファンドって感じですが。

J-REIT

最後にJ-REITです。J-REITは、投資家から集めたお金で住宅・オフィスビル・商業施設・ホテル等を取得し、運営して賃料を投資家に分配する不動産版の投資信託です。これなら手頃な額から不動産投資ができるということで、さっそく試しています。

日本ビルファンド投資法人

結果:黒字(大)
2005年3月頃に試しに1株50万円ほどで購入しています。当時は株式を2分割する前だったので、実際は約100万円を出しての購入です。

日本ビルファンド投資法人

購入当時の利回りは約3.2%でしたが、軽く下げた後に一気に100万近くまで上昇し、最高値では利回りが1.5%程度にまで低下しています。明らかに異常だったので売るかどうか悩みましたが、85万付近まで下げたところで売りました。

当時既に存在していたREITの中でも利回りは低い方だったんですが、初購入だったので財務状況やポートフォリオの規模等を考えて安全そうなものとして選んだ記憶があります。現在でも鉄壁の資産規模と財務を誇る、J-REITの代表といえる銘柄ですね。

この後は40万以下まで暴落しているので、まぁまぁのところで売りました。そこでもう一度買っておけばよかったですね。またこれぐらいのバブルが来れば大儲けできそうなんですが、むしろ今が既にプチバブル状態で、今後しばらくは下がっていく予感がします。

振り返ってみると・・

リーマンショックの影響

リーマンショックについては個人投資家の方はトラウマレベルの経験をされている方が多いようなのですが、私の場合は投資金額がそこまで大きくなかったこと、J-REITでうまく下落を回避したことから、大した打撃を受けませんでした。良いことだった反面、激しい資産下落の経験を積みそこなったとも言えます。

典型的なカモ投資家の姿

何をおいてもまずは、銀行で買うな、とつっこみたいところです。手数料取られすぎ。また、どういうタイミングで買って、どういうタイミングで売るのか、投信を買うならどういう基準で選ぶのか、などなどポリシーがまったくないために全体的に迷走している感じですね(今もそこまで改善していませんが・・)。何より大きな問題は、投資対象についてよくわかっていないまま投資していることです。カモられるわけですよ。

損益は正確に算出したわけではありませんが、4〜50万程度の赤字だと思います。投資額もそこまで大きくはなかったので、海外株式投資がほぼ全滅している割には思ったよりも被害は少なくすんでいました。勉強代だと思えば我慢できない額でもありません。

リーマンショックを挟んでいるので仕方のないところもありますが、海外株式投資は失敗のまま畳んでおり、国内インデックス投資も失敗、成功したと言って良いのは債券ファンドとJ-REIT投資のみという結果になりました。この後J-REIT中心の投資に移っていくのは、この時の経験が影響しているのだと思われます。

こうして振り返ってみると、もう投資やめてもおかしくないと思うほどうまくいってないんですが、なぜか折れずに頑張ってますね😅次回はリーマン後に投資の主軸に据えたJ-REITの様子です。

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