資産状況のレポート(2019/7末)- 飛翔するREIT

G20での米中貿易戦争軟化と利下げ期待を受け、米株はダウ、SP500、NASDAQともに一ヶ月堅調に推移しました。日本株は政治イベントもあったものの大した反応もなく、一時大きく下げはしたものの一ヶ月通して見ると横這いムードが漂ったままです。

そうこうしているうちに日韓でも貿易を巡る諍いが始まってしまい、呼応するように国境付近でのトラブルが増えています。中ロ朝(韓)と日米台で明確に陣営が分かれつつある雰囲気ですね。半導体を中心として経済的にもいくらか影響はあるでしょうが、それよりも一度は死んだと思われたイデオロギーの対立が、再び極東で先鋭化しつつあるのが気がかりです。韓国の様子を見ていると、今度の最前線は日本になりそうです。

総資産推移(生活防衛資金等除く)

資産合計 :93,567,089円(+2,977,681円
リスク資産:72,132,270円(+2,158,398円

リスク資産評価額の大幅な上昇が寄与し、総資産も大きく増えました。評価額上昇が215万、配当が35万、給与が50万といったところでしょうか。何もない月にこんなに増えたのはずいぶん久しぶりです。

投資の概況

投資元本:45,700,000円(+400,000円
評価額 :73,858,142円(+2,810,364円

奥さんの証券口座への資金移動以外は新規の資金投下はないものの、評価額は大きく伸長しています。

リターン(2011-)

総利益率:+61.62%+4.72%
総利益額:+28,158,142円+1,069,574円

利益は大きく伸長し、過去最高となりました。資金の新規投入もないため、利益率もそこそこ回復しています。円建、配当込、税引後の年初来リターンは18.89%、1年リターンは8.16%となり、SP500に若干劣後しているものの、そこそこのリターンです。

個別資産の状況

REITは大きく上昇、日本株と外国株もそれなりに上昇しました。

今月の売買銘柄

先月に引き続き、売買が多めの月となりました。

キヤノンの売却

  • キヤノンの売却
  • コマツの新規買入れ

前回決算の時点で、長期的な利益と配当水準の維持が難しく思えたため、既に70%程度を売却済みでした。今回の決算でその傾向がさらに鮮明になったため、残りも全て売却しています。

主力のオフィスとイメージングが衰退産業なので、そこでの幅出しや、メディカル・その他産業セグメントの大幅な伸長が必要な場面なのですが、主力の落ち込みを他のセグメントがまったくカバーできていないように見えます。今後急速に伸びる可能性もゼロではありませんが、そこに賭ける意味もないので…。

コマツは特に割安というわけでもないのですが、日本企業には珍しく世界市場に大きなシェアを持っており、波はあるものの赤字を出さず利益と配当を排出し続けているので、長期保有の大型株の一角に加えることにしました。このタイミングで買うのはどうかとも思いましたが、鉱山用の建機もあるので、保有しながら影響を学んでいこうかなと…(そればっか

オフィスREITの売却

  • インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の一部売却

これまでも含み益や分配利回りが節目を超えた時期(含み益40%〜)に少しずつ売ってきましたが、ついに含み益が70%となかなか見ない水準に達し、分配利回りも4%を大きく割り込んできたため、再び売却をはじめました。他のREITも合併等によりオフィス保有を増やしはじめたこともあり、物件種別のリバランスという意味もあります。

割安銘柄の買入れ

  • タイガースポリマーの買い増し
  • CAIの新規買入れ

純資産と利益予想から、現在でも十分に割安と判断してCAIを新規に買入れました。タイガースポリマーは買値からさらに値下がりしてきたため、REITを売った資金を使って追加で買入れました。これでシケモク枠はモリ工業と合わせて3銘柄、PF上では7%程度となりました(少な…

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点

ドルMMFを取り崩したことにより、債券比率が低下しました。また、REIT売却資金でタイポリを買い増したため、REITが下がり、日本株が上がっています。

個人的にはすでにそこそこバランスが良いです。引き続き先進国株式、特に米国への投資は様子見です。為替やPERの条件が整ってきたら、日本株と交換で増やしていこうと思います。

業種の観点

商社とタバコの比率が高いのが気がかりですが…それなりにバラけています。

不動産の内訳

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、いくつかの観点から内訳を確認していきます。まずは物件の立地の観点です。

首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算することにしました。23区外の物件は首都圏といえども地方物件とそう大差ない(どころか劣る)と感じたためです。比率としてはこの程度でよいかと考えています。

オフィスが若干減りましたが、配分としては概ね満足です。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2019年の累計:1,357,842円+334,458円

今月は、以下の銘柄から配当がありました。昨年同月と比べた配当額の増減率は+40.35%で推移しています。

  • スターツ・プロシード投資法人
  • トーセイ・リート投資法人
  • インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
  • 星野リゾート・リート投資法人
  • 積水ハウスリート投資法人
  • PPL
  • MO
  • WBK
  • GSK
  • PFF
  • DGS

REITの売却、日本株等への銘柄交換により、今月の配当額は昨年同月に比べると減ってしまいました。このため、増減率も大きく落ち込みました。

売却損益(税引後)

2019年の累計:+718,240円+360,199円

以下の銘柄を売却しました。

  • インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
  • キヤノン

早期リタイアのKPI

裕福度(支出÷不労所得)

今月の裕福度     :103.15%(昨年同月比+7.12%
過去1年の平均裕福度:38.35%(昨月比-0.3%

ロバート・キヨサキの「若くして豊かに引退する方法」で紹介されている指標で、支出を不労所得でどのくらいまかなえるかを表します。薄い実線が線形回帰、薄い点線が12ヶ月移動平均線です。

配当額が昨年を下回ったものの、支出も減ったため、当月の裕福度は昨年同月を上回っています。ただし、過去1年裕福度は初のマイナスになってしまいました。これは残念ですね。

配当・分配金の安定度

配当・分配金の安定度を評価するために、配当受取額の業種・地域の内訳を確認しています。

配当の業種内訳

7月はREITからの分配金が集中するため、再びREIT比率がかなり高くなっています。ただ、年末にかけて再び50%程度に戻っていくと思われます。

配当の地域内訳

相変わらずの日本比率の高さ。円高圧力がくすぶっているので、現状はこれでも良いと思っています。

以上、2019年7月末時点での資産状況でした。米企業の業績は思ったよりも悪くなく、このまましばらくは大きく伸びていく可能性も高くなってきました。私は米株をアンダーウェイトしているため、その場合に受けられる恩恵も少なくなってしまいますが、限定された下値と配当からのCFを目的に投資をしているため、引き続き米株にはあまりつきあわずに行きたいと思います。一応10%近くは持ってますしね。

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