資産状況のレポート(2020/4末)- 黄昏の気配漂う世界

経済実態が想像以上に酷いことが徐々に明らかになってきましたが、悪影響のあまりの大きさに耐えかねて封鎖解除に向かう国も増え始め、それを織り込んだかのように株価は反発へと向かいました。

このまま経済は回復に向かうことができるのか、そこまでに倒れる産業はどこなのか、救済はどこまでなされるのか…少しのさじ加減で大きく運命が変わるであろう経済主体が多く、またコロナの第二波の懸念もくすぶり続けており、世論は各地で割れ、先行きはますます不透明になってきています。

運用資産推移

資産合計 :88,351,116円(+5,292,007円
リスク資産:82,946,501円(+4,549,272円

それなりに反発しましたが、それでもおおよそ1年前くらいの資産額に留まっています。

投資の概況

投資元本:65,100,000円(+300,000円
評価額 :83,632,367円(+4,694,152円

今月は妻の定期資金移動のみです。

リターン(2011-/配当込み)

前月比
総利益率
(利益÷投下資本)
127.88%+6.62%
総利益額+18,232,367円+4,394,152円
過去1年利益率-10.15%+4.31%
年初来利益率-19.45%+4.55%

年初来・過去1年利益率:月単位の修正ディーツ法をベースに、配当を投資元本でなく利益として算入した数値を使っています。

利益額でみると平均的には3年前程度の水準、もしくは1年前の急落時に近い水準です。

個別資産の状況

REITはほぼ横這い、日本株と米株がそこそこの上昇でした。それにしてもcottaの反発はすさまじいですね。また、食品関連はコロナ局面を通じてかなり底堅く、食品・生活雑貨の良品計画も次第に反発してきました。
反面、コロナ影響が明らかになるにつれて陸運空運の回復は容易ではないとのコンセンサスが生まれ、こうしたセクターはほとんど戻らない状況となっています。自動車も弱いですね。

今月の売買銘柄

基本的に回復基調であり、現預金も低位なことから売買はほぼありません。

  • CAIの追加買い入れ

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点

売買が少なかったため、大きな変動はありません。

こちらも大きく変わらずですね。しばらくは10%程度になるまで預貯金を回復させようと考えています。

業種の観点

バフェットが早々と損切りしたことで話題となり、簿価目線での企業価値毀損が最も激しくなるであろう空運はPFの6.5%、資産全体の5%程度。次に懸念されるホテルREITと陸運まで含めれば、資産のおよそ10%強でしょうか。

今想定されている回復過程をそのまま辿るのであれば、おそらく回復するとしてもかなり先になるでしょう。その間に大きく株主価値を毀損する可能性は高いです。一方で、コロナに正面からつきあっていては経済影響が大きすぎるという認識も生まれつつあり、違った推移を辿る可能性もあります。いずれにせよ全損しても笑って諦められる程度の比率なので、今回は腹を決めてつきあっていこうと思います。

不動産の内訳

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。だいぶREIT比率が下がってきたので、重要度は低下してきましたが。まずは立地から。

都心以外の首都圏と地方都市はまとめて周縁部としています。とりあえずは静観です。

住宅とヘルスケアは想定どおりかなり固いと思われますが、オフィスは賃料減額懸念があります。そしてぶっちぎりでヤバいのは当然ホテルで、既に高値から半額近くになっています。とはいえ、星野Rはスポンサーが信頼でき、LTVが低く、銀行のサポート姿勢も明らか、社会的距離がとりやすいリゾート施設が多め、と個人的にはそこまで心配していません。

INVのホテル部分は非常に厳しいと思いますが、銀行の姿勢も含め、今のところ死ぬほどの状況ではないかと思っています。INVは売却を進めている途中だったレジ物件が残っているのも生存にはプラスですね。倒産しないのであれば、これくらいの評価額なら持っておいても良いかと考え、保有継続です。まぁ、死んだらしょうがないですね。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2020年の累計:523,808円+106,115円

今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。

  • ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人
  • ヘルスケア&メディカル投資法人
  • GSK
  • EAF
  • IYR

昨年同月と比べた累積配当額の増減率は-28.09%でした。単月でみると昨年をやや上回り、若干回復しました。

売却損益(税引後)

2020年の累計:+3,738,614円+0円

今月は売却はありません。

早期リタイアのKPI

裕福度(支出÷不労所得)

ロバート・キヨサキの「若くして豊かに引退する方法」で紹介されている指標で、支出を不労所得でどのくらいまかなえるかを表します。対象の支出を「総支出」と「生存費(固定費+変動費)」に分けて算出しています。

過去1年平均の裕福度

裕福度前月比
総支出49.01%+4.35%
生存費62.64%+5.96%

支出が比較的低く、配当額は昨年を上回ったため、裕福度は大きく回復しました。

今月の裕福度

裕福度昨年同月比
総支出31.82%+16.73%
生存費34.36%+17.16%

こちらもほぼ同様ですね。

早期リタイアの達成条件や想定事項、シミュレーション等。

配当・分配金の安定度

配当・分配金の安定度を評価するために、配当受取額の業種・地域の内訳を確認しています。

配当の業種内訳

はいはいREITREIT

配当の地域内訳

“J”-REITだから当然…。

以上、2020年4月末時点での資産状況でした。実体経済への大きな影響、甚大な失業の発生、膨大な財政支出、医療崩壊の兆し、垣間見える自粛の限界、経済封鎖解除の模索、中国と他の世界との対立先鋭化…と、相反する状況や行動が乱立し、いくつかの道ははっきりと見えてきているものの、一体どの道を辿ることになるのかはまったくわからず、混沌とした状況は続いています。

この状況で先を読む能力は私にはありません。再度の下落に備えて現預金を補充しつつ、この黄昏の気配漂う世界を興味深く眺めていこうと思います。

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