資産状況のレポート(2020/5末)- 交錯する期待と不安

振り返ってみると、中旬に一時弱い時期はあったものの、おおむね一本調子で上げ続けた月でした。特にコロナでひどくやられていた銘柄が大きく反発しています。短期的には上がりすぎに思え、皆おそるおそるポジションを取っているようにも見えます。

世界は封鎖による経済へのダメージに耐えかね、コロナの影響を半ば無視するような形で次々に経済を再開しはじめました。封鎖によるストレスは想像以上に大きかったのか、当初机上で考えられていた出口へのプランは変質し、もはや後戻りの道だけが絶たれて前に進むしかなくなってしまったように感じています。

運用資産推移

資産合計 :95,214,956円(+6,827,040円
リスク資産:89,198,284円(+6,214,983円

先月に引き続き大きく反発しました。いまだ年初の水準も取り戻せてはいませんが、計画値を回復するところまでは戻って来ました。昨年の上げが例外的だったと考えると、まぁこんなものかなというところです。

投資の概況

投資元本:65,700,000円(+300,000円
評価額 :90,364,219円(+6,431,852円

今月も妻の定期資金移動のみで、買付等はありません。

リターン(2011-/配当込み)

前月比
総利益率
(利益÷投下資本)
137.54%+9.66%
総利益額+24,664,219円+6,431,852円
過去1年利益率-0.02%+10.13%
年初来利益率-12.69%+6.76%

年初来・過去1年利益率:月単位の修正ディーツ法をベースに、配当を投資元本でなく利益として算入した数値を使っています。

利益額でみると昨年夏〜秋くらいの水準まで戻ってきました。

個別資産の状況

全資産が大きく上昇しました。コロナ禍中に強かった通信や食品は控えめな回復にとどまり、入れ替わるように陸空運、ホテル、小売、金融等のコロナで大きくやられた銘柄が特に大きく反発しました。ただし、自動車関連の回復は相変わらずやや鈍いように見えます。

今月の売買銘柄

基本的に回復トレンドが続いており、現預金も低位なことから売買はしていません。

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点

大きな変動はありません。

こちらも大きく変わらずです。

業種の観点

昨月心中宣言をしたホテルと陸空運ですが、緊急事態宣言の解除とGo Toキャンペーンによる間接的な補助金注入により、はやくも急速に簿価毀損や破綻の懸念が薄れてきました。とはいえ感染者数は再び拡大に転じており、民衆の恐怖と封鎖・事業毀損のストレスの間で政府が舵の切り方を変えてしまえば、たちどころに懸念が復活するのは変わりません。慎重に行方を見守りたいと思います。

不動産の内訳

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。だいぶREIT比率が下がってきたので、重要度は低下してきましたが。まずは立地から。

都心以外の首都圏と地方都市はまとめて周縁部としています。とりあえずは静観です。

住宅とヘルスケアは引き続き固いままです。オフィスはCクラスホテルに対する空室率増加・賃料下落懸念が徐々に顕在化してきたような気がします。トーセイや日本リート等、微妙な物件を集めているオフィスREITは今後回復が鈍い可能性がありますね。

ホテルREITではINVと星野Rで大きく明暗がわかれました。星野RはGo Toキャンペーンの追い風を受けて順調に値を戻しましたが、INVは回復しかけていたところに界隈で大きな話題になった(クソ)IRで奈落まで落ち、その後回復の動きは鈍いままです。いや、面白いですね。フォートレスの動きも気になりますね。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2020年の累計:593,561円+69,753円

今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。

  • 吉野家
  • ビックカメラ
  • セブン&アイホールディングス
  • 良品計画
  • 日経高配当株50ETF
  • MO
  • BTI
  • AT&T

昨年同月と比べた累積配当額の増減率は-28.50%でした。単月でみた場合も昨年同月よりも3割減ほどになっています。3月決算の配当が来るであろう来月には多少回復してほしいところです。

売却損益(税引後)

2020年の累計:+3,738,614円+0円

今月は売却はありません。

早期リタイアのKPI

裕福度(支出÷不労所得)

ロバート・キヨサキの「若くして豊かに引退する方法」で紹介されている指標で、支出を不労所得でどのくらいまかなえるかを表します。対象の支出を「総支出」と「生存費(固定費+変動費)」に分けて算出しています。

過去1年平均の裕福度

裕福度前月比
総支出48.75%-0.26%
生存費61.77%-0.87%

支出は低く抑えられましたが、配当の大きな減少をカバーすることはできませんでした。

今月の裕福度

裕福度昨年同月比
総支出24.45%-6.44%
生存費28.22%-11.97%

こちらも同様の結果となっています。

早期リタイアの達成条件や想定事項、シミュレーション等。

配当・分配金の安定度

配当・分配金の安定度を評価するために、配当受取額の業種・地域の内訳を確認しています。

配当の業種内訳

昨年から今年にかけてREITを大きく処分した結果が現れてきています。

配当の地域内訳

とはいえ日本株とJ-REITのウェイトが高いため、地域でみるとこうなります。

以上、2020年5月末時点での資産状況でした。コロナの収束(終息ではない)シナリオが見え始め、株式市場はいったんコロナ影響を楽観的に見切った上で回復まで織り込んだように見えます。今後は相当のことがない限り、世界中が全世代で自粛するような状況には戻れず、ある種傷を負いながらも乱暴に正常化に向かっていくのではないかと考えています。

そして株式市場はアフターコロナをにらみつつも、早くも米中貿易戦争、膨大な金融緩和の副作用、大統領選挙に注目を戻してきているようです。いやぁ、ジェットコースターのようですね。私は大きな動きはせず、飛び抜けてバリュエーションが高い銘柄を売却し、配当再投資に徹する予定です。

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