MoneyForwardではわからない、メタボ家計の使いすぎを診断

みなさん、自分の家計で支出が多い費目は把握しているでしょうか。MoneyForwardやMoneytree等の家計管理サービスを使っている人なら、絶対額が多い費目は把握している人も多いかもしれません。ですが、絶対額の多い費目が使いすぎ項目かというと、そうとも限りません。世間一般と比べて多いのか少ないのか、把握している人はなかなかいないのではないかと思います。

そこで今回は、世間一般と比較して、自分の支出が多いのか少ないのかを費目ごとに確認する方法を2つ紹介します。

MoneyForwardの家計診断

分析メニュー→家計診断から、理想の家計との収支比較を確認できます。収入、家族構成、年齢、都道府県が近い世帯と比較してくれるので、かなり参考になります。

  • 収支全体の比較

  • 費目ごとの比較

こちらでは、支出額の高い10項目に対して、理想の家計との比較をしてくれます。大雑把に改善の方向性を検討するには、かなり便利な機能ですね。しかしながら、私はこの家計診断の次のような点が気になりました。

  • 比較対象の「理想の家計」が何なのかよくわからず、診断の正当性に疑問が残る
  • 収入が増えると「理想的な支出額」もつられて上がってしまうため、診断の基準が緩くなってしまう
  • 単月ごとの比較しかできないため、月ごとに揺れがある費目に対して正確な判断がしづらい

MoneyForward、Moneytree、Zaimのような家計管理サービスではこうした点は解消できないため、次に自前で数値算出して診断する方法を紹介します。

政府統計家計調査との比較

次のようなデータを使って比較することで、前述の欠点を解消することができます。

  • 比較対象として政府統計の家計調査(2016年)を採用
    • 比較対象の定義を明確化
    • 二人以上の勤労世帯かつ賃貸住まいの平均支出月額を対象とする
    • 特定収入額の世帯に限定した数値は使わない
  • 自家計については全過去データの平均を採用
    • MoneyForwardの収支内訳から算出
    • 月ごとに大きな揺れのある費目を平準化

こうした条件で実際に我が家の支出と調査結果の家計支出をそれぞれ算出し、比較した結果が次になります。

絶対額での比較結果

二人以上の勤労世帯かつ賃貸世帯の平均支出と、我が家の支出額との比較です(参考までに持家世帯も追加しています)。

ややわかりづらいですが、趣味・娯楽、その他支出を除き、ほぼ全費目で我が家の支出が上回っていることがわかります。

比率による比較

もう少しわかりやすくするため、賃貸世帯の平均支出を100とした場合のグラフを作ってみました。先程紹介したMoneyForward方式ですね。

平均支出と比べて我が家がどの程度多く使っているのか、直感的にわかりやすくなりました。

MF家計診断では得られなかった気づき

いやー・・・ひどいですね。MoneyForwardの家計診断ではかなりの優等生だったのですが、結局あれは、ダブルインカムと配当で押し上げられた高収入世帯の中でなら比較的節約している、というだけだったんですね・・・薄々そうじゃないかと思ってはいたんですが、これですっきりしました。

意外なのは食費で、思った以上に他の家庭の支出が多く、我が家とそう大差ないという結果に。これまでは食費を下げるのにやっきになっていましたが、これ以上労力をかけても効果は薄いかもしれません。教養・教育費と特別な支出も高いのですが、これはそれぞれ奨学金返済と故障が相次いだ家電の買い替え費用なのでしょうがないでしょう。しかし、交際費、交通費、日用品、衣服・美容あたりは一般家庭の二倍以上とひどい状況です。私はどれもほとんど支出しない項目なのですが、奥さんは毎週の飲み会とタクシー帰り、毎月届く通販衣服、毎週ダンボールで2〜3箱届くロハコの日用品、美容品、入浴剤・・・と思い当たる節がたくさんあります。

食費の節約には協力的になってくれているのですが、交際費、交通費、衣服・美容あたりを削減しようとすれば、食費以上に激しい拒否反応が起こるのは間違いないでしょう。そもそも共稼ぎなので、衣服・美容とある程度の交際費はしょうがないとしても、日用品と交通費、あまりに多すぎる飲み会は徐々に注意していこうと思います(というかこれまでもしていた・・)。

まとめ

  • MoneyForwardの家計診断は簡易なチェックとしてはお手軽で便利
  • とはいえ、高収入世帯のメタボ家計チェックにはあまり効果がない
  • 家計調査等と比較すれば、違った気づきが得られる可能性あり
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