保険の営業をあえて受けてみたらやっぱり◯◯だった話

会社に入り込んでいる保険営業の方からおかしを手渡されて受け取ろうとしたら、連絡先を書かないともらえないやつでした。私はどうしてもおかしが欲しかったので連絡先を書いてしまいました。これ、裏で名簿屋とかに廻されてないよね…?というわけで、その後めでたく営業から連絡があり、直接営業を受けることになりましたので、その時の様子や経過などを記事にしてみようと思います。

その前に私の状況

プロフィールにざっくり書いてあるのですが、私はDINKSで賃貸居住、純資産額は1〜1.2億円、FP2級の保有者です。また、加入している保険は賃貸住宅用の火災保険と、大昔に家族ががんで死んだ際に加入したがん保険だけ(これも解約を検討中)です。

この条件で私に保険を契約させられるなら大したものですが、実際介護や年金系の保険知識は薄いですし、所得控除枠も空いているので、何か良いものがあれば検討しようとは考えており、事前にその点を伝えてもいました。

対面前のメッセージ、聞きたいのはそれだけ…?

主にSMSで日時の調整をしていたのですが、こちらのプロフィールで聞かれたのは、現在どんな保険に入っているのか、どんな保険に興味があるのか、の2点だけでした。もうちょっと聞くこと…あるんじゃない?と思いながら、もしかしたら当日こちらの状況をヒアリングして色々提案してくれるのかなぁと楽しみにしてたわけです。

いざ対面営業開始

対面営業当日、事前にやり取りしていたおばs…おねえさんとは別に、ツーブロックな男性の営業マンの方がいらっしゃいました。

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そう、こんな感じです。

加入者の状況を完全に無視したゴリ押し営業に寝そうになる

保険をすすめてくるのだから、まずは私の年齢、家族構成、年収…はだいたいわかるんでしょう、資産等を確認するのかと思い込んでいたのですが、予想に反していきなり提案書を渡されました。そこには…

  1. 通院給付、先進医療、診断給付までついたフルセットのがん保険
  2. 申し訳程度の要支援保険(要支援認定された際に50万支払われる養老保険の亜種)
  3. 利率変動型積立保険

これらが組み合わされ、保険料は月額6,500円を超えるものでした。資産が1億以上ある人間が要支援認定で積立てた50万をもらって何が嬉しいのか…?そもそも介護で要支援に絞ったのはなぜなのか?私のがん保険料は今2,000円だとあらかじめ伝えてあるのに、なぜ6,500円を超える提案を出してくるのか?そもそも私はがん保険を求めていると一度も話していないのだが…?

ツッコミどころが多すぎてどこから切り出していいか迷っていると、営業マンは商品の特徴と素晴らしさを綺麗にまとめたパンフレットを取り出し、口をはさむ暇などやるものかとばかりにマシンガンのように話し始めました。私は「あぁ…こいつ、人の話聞く気全然ないんだな…いつ終わるのかな…」と考えながら、目を細めてぼんやりすることしかできませんでした。

途中でさすがに集中してないことに気づかれたようで「大丈夫ですか?体調とか悪いですか?」などと気をつかった風に声をかけてくれるんですが、「お前の無駄な説明に興味なさすぎて眠いんだよ!!!」とも言えず「いえ、大丈夫です…」とぬるい返事をしてしまいました。すると、何事もなかったかのように平然とトークを再開しました。。この人…自分の話が響いるかどうかまったく気にしてない…?

…15分以上ずっと一人で話し続けていたでしょうか。ようやくマシンガントークが終わり、営業マンはどやぁな雰囲気で「いかがでしたでしょうか?」とアフィブログの締めのようなセリフを浴びせてきました。なんでそんな満足そうなんでしょうか。。

こちらから確認しないと細かい条件の説明もない

腹が立つのを通り越して完全に呆れていたので、とりあえず保険の条件を一つひとつ確認していきます。そうしてやっと何を提案されているのか把握することはできました(営業マンは彼らの商品の”売り”しか説明してこないんですよ)。これ、ふだんも同じようにしてるのかな…だとしたら、加入者は何の保険に入ったかよくわかってないのでは…?

そうして改めて確認してみた後でも、やはり要支援保険はまったくもって不要ですし、がん保険単体で見ても今加入している保険から乗り換える価値が毛ほども見あたりません。

もはやどうやってこの営業を終わらせようかと思案をはじめていましたが、「そもそも今入っているがん保険も、昔親ががんで死んでなければ入ってもいないと思うんですよね」と話したところから、思わぬ反撃(?)を受けます。

ガンで大変な出費を強いられた極端エピソード

その営業マンも少し前に親がガンにかかって苦労したそうで、私の話に共感しながらエピソードを繰り出してくるようになってきました。なるほど、がんエピソードと大変さを語れるからこの人ががん保険営業担当なわけです。

その営業マンいわく、親ががんにかかって、抗がん剤治療で5年近く通院治療になった結果、高額療養費制度を適用した上でも1,000万円以上持ち出しになったとか。その話を聞いて、高額療養費制度さえあれば大した持ち出しにはならないと考えていた私は、そんなバカな、と若干動揺してしまいました。

よくよく聞いてみると、保険診療の抗がん剤が体に合わず、自由診療の抗がん剤に変えてもらっていたそうです。その場合はもちろん保険適用外になるわけですから、それで5年も通院すればそりゃあ大金になるわけです。それである程度は納得できたわけですが、私の頭の中には「仮に保険診療の抗がん剤が合わなかった場合、最悪で1,000万以上の支払いになる」という可能性が植え付けられてしまいました。

対面営業って恐ろしいですね

冷静に考えればそうなる可能性は低く、そこに賭けるために保険料を支払うのは馬鹿げています。1,000万かかったとしても対応できるわけですから。しかし、そう結論を出すまで、冷静さを取り戻す時間も含めて1分ほど考えている間、彼らはひっきりなしにプレッシャーをかけてくるんですよね。この保険はそうした場面にも対応できる良いものだ、私はこれがなければ実際ひどい目にあっていただろう、と。

これは、押しに弱い人や保険がよくわからない人、資産額が少ない人はつい「それじゃあ…」ってなっちゃうだろうなぁ、と痛いほど感じました。はっきり断るにしても、変な断り方だと大変な思いをした営業マンの経験をも否定することにもなってしまうので、断り方にも苦労します。終わらせるために流される人もいるだろうなぁ。

その会自体は、契約するか断るかまで終わることはなさそうだったので、最終的には「では、自宅で今契約中の保険の内容をきちんと確認してから決めることにします」と切り出してお開きとしてきました。オープンスペースでの会話だったので打ち切るのはまだ簡単でしたが、もし彼らの奢りで喫茶店の隅に挟まれてたりしたらもっとしんどかっただろうなぁ…。

垣間見える不誠実な断言と誘導

その後、家に帰って保険証券を引っ張り出し、1つ1つ約款を確認してみたのですが、彼らが契約変更すべきと主張する主な理由だった ①上皮内新生物でガン診断を受けてしまうと、その保険支払いで1回消費されてしまい、その後再発した場合に支払いが受けられない ②60歳以降保険料が半額になる保険は保障も半額にならないとおかしい という2点はいずれも私の保険には該当しないように思えました。

手術に関しては一部60日間に1度しか支払われないものがありましたが、上皮内新生物は該当していませんでしたし、入院は元々無制限なので困ることはありません。また、60歳以後保険料が半額になっても保障内容に変化はありません。この旨をメッセージで伝えたところ、なかなかイラっとする返信が帰ってきました。

「まずは直接保険会社に問い合わせてみます。」と返した時点で実は若干ムカついています。その後実際に保険会社に問い合わせたのですが、いずれも私の理解どおりだとの回答を得ました。②については、当たり前ですが、60歳以降半額の特約をつけると保険料も値上がりします。値上がりした状態で2,000円なんですけどね。

「その様な保険がある事は正直申しましてあり得ないので。。」

はぁ、そうですか…?で、そのすぐ後には

「私共はお客様に有益な情報も不利益な情報もきちんとお知らせする義務がありますので良い保険でしたらこのまま続けて下さいとお話ししております。」

ですか…?「私は黒人と差別が嫌いだ」のオマージュですかね?とりあえず、保険証券が見たいそうなので証券も写真に撮って送っておきました。

商品内容を調べてまた連絡してくれるそうです。楽しみですね。

まとめ

  1. 保険を売りたいなら勧誘対象者の状況をきちんと把握しろ
  2. 年齢も、家族構成も、資産額も、既往歴も知らない状態で提案書を持ってくるな
  3. 売りたいからといって根拠もなく人の話を否定するな

私が言いたいのは以上です。

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