実績ある家計管理手法を使って支出バランスを点検する

このブログでは毎月家計の状況をレポートしているのですが、ここ1年ほどは常に趣味娯楽費と衣服美容費が予算をオーバーしています。

これらの予算を増やすべきか、今回は私が良くYoutubeで見て参考にしている、MoneySenseCollegeが提唱するクォーターグリッドシステム(QGS)という手法を参考に点検しました。

家計の記録を集めたページ。
予定に対する実際の支出額の比率。趣味娯楽、衣服美容、交際費が突出している。

クォーター・グリッド・システム(QGS)

QGSはざっくりといえば、支出を4つに区分し、収入の25%ずつを目安に配分する家計管理方法です。区分する4つの支出は以下になります。

  • 固定費
  • 変動費
  • 自己投資
  • 貯蓄・投資

それぞれの区分に何を入れるかは、生活スタイルによって微妙に異なるのですが、趣味娯楽や衣服美容、交際費等を浪費とするのではなく、自己投資に位置づけて25%を振り分けるのが特徴と思います。私の場合、次のように割り振りました。

固定費・住居費
・通信費
・保険費
変動費・食費
・日用品費
・水道光熱費
・交通費
・健康医療費
・特別な支出
・その他支出
自己投資・交際費
・衣服美容費
・趣味娯楽費
貯蓄・投資・貯蓄
・投資信託
・ETF
・個別株

我が家の配分割合

これを元に、我が家の支出配分割合を時系列でグラフ化すると以下のようになります。

ボーナスの時期を除くと、おおよそ次のような配分になっています。

  • 固定費 :15%
  • 変動費 :15%
  • 自己投資:10%
  • 貯蓄投資:60%

ボーナスも込みで計算すると、次のようになります。

  • 固定費 :13.8%
  • 変動費 :13.6%
  • 自己投資:6.8%
  • 貯蓄投資:65.6%

なお、貯蓄投資の比率が徐々に上がっていますが、これは支出が減ったのではなく、配当によって徐々に収入が増えているからですね。金額ベースで支出をグラフ化すると、次のようになります。

このように、支出が減っているということはありません。むしろ若干増えています。

支出、特に自己投資が少なすぎる?

これを見ると、固定費、変動費、自己投資ともに、25%に比べると支出がかなり少ないことがわかります。特に、自己投資は25%の4分の1程度しかなく、自己投資は少なすぎるようにも見えます。

支出を一般水準に固定して考えなおす

しかしながら、収入が増えるのにあわせて支出も増やすというのは、我が家の流儀ではありません。私の流儀はコップから溢れた水を飲むこと、つまりたくさん水を飲みたければコップからあふれる水を増やすために努力することです。※ これは実は、結婚前から奥さんと話して合意していたことです。キャッシュフロー101とか一緒にやってました…。

※ ちなみにこれは、今を楽しむための支出をきちんと確保する、という本来のQGSの考え方からは外れています

というわけで、家計支出を一般的な二人以上世帯の収入水準にあわせて35万とし、再度支出割合を確認します。一般的な収入水準に合わせて生活することを目指す、ということです。そうすると、比率の推移は以下のようになります。

平均するとこんな感じになります。

  • 固定費 :43.6%
  • 変動費 :42.7%
  • 自己投資:21.5%
  • 貯蓄投資:-7.8%

一般的な支出水準で生活できていない

こうしてみると、支出はトータルで100%を超え、毎月8%程度の赤字が続いています。一般的な収入の範囲内では足りず、ボーナスから取り崩しているような、典型的な赤字家計だということです。

固定費、変動費ともに25%を大きく超えており、とにかく生活費が高すぎるわけですね。一方、自己投資は21.5%と、25%にかなり近く、むしろ適正な水準になっています。

固定費・変動費が高い要因

最も大きな要因は、住居費、水道光熱費、食費日用品費が高いことです。2018年の支出の内訳は次のようになっています。

特に住居費が突出していますね。しかしこれは、結婚当初に決めた明確な戦略と方針に基づいたものなんです。

結婚生活当初に取り決めた生存戦略と方針

私達夫婦が結婚した時、奥さんが専業主婦になる、という選択肢もゼロではありませんでした。しかし、二人とも就職氷河期ですから、失職等のリスクをヘッジする必要性を強く感じ、話し合った結果共働きを続けることにしました。

当時は私も奥さんも激務で、家に帰るのは二人とも23時過ぎは当たり前、朝も7時台に家を出ており、土日も頻繁に休日出勤していました。また、私の勤務先は数ヶ月ごとに転々としており、首都圏内の幅広い場所に出勤する必要がありました。

こんな状態で結婚生活を成立・維持させるためには、家事や仕事の負荷を低減するためにどうしてもお金を使う必要がありました。そのために立てた大方針が以下です。

  • 住居は都心に構え、多少の費用に目をつぶってでも通勤の負荷を可能な限り減らすこと
  • 家事の負担を低減するため、使える時短家電は全て使い、そのために必要な水道光熱費は甘んじて受け入れること
  • そのかわり、趣味娯楽や衣服美容、食費、日用品費等その他の支出については一般水準を下回るレベルまで切り詰めて総支出を抑えること

方針に照らすと現状はどうなのか?

住居費が高めなのは、この方針に沿ったものです。仕事が多少楽になった今、郊外への引っ越しも打診しましたが、奥さんはここから動きたくない模様。であればやはり、自己投資や変動費はその分抑える必要があるということです。

現状、変動費の抑制は限界に近づいているため、残念ながら自己投資枠を増やすのはやはり難しい、ということになるでしょう。本来なら25%の貯蓄を捻出するため、もっと変動費を抑える必要がありますが、まずは総支出が100%以下になるまで、現状の予算枠内に収めるよう努力を続けます。

結論

  • 実収入額を基準にしてQGSを適用すると、固定費、変動費、自己投資費ともに低すぎる
  • 一般的な収入水準を基準にすると、固定費と変動費は高すぎ、自己投資は適正
  • 長期目標と、結婚当初に決めた支出方針に従うなら、高い固定費は受容し、その分やはり変動費や自己投資費は抑える必要がある
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