労働は地獄、消費は天国の日本

ドイツは労働者としては快適で、客としてはいまいち。日本は客としてはとても快適で、労働者としては最悪という話。

日本では「神」と「人」が存在します。お客さんや株主という「神」となることが出来れば快適な生活を送ることができますが、客や株主という「神」に奉仕する人としても生きていかなければなりません。

ドイツでは、そのような「神」は存在しません。実際の雇用関係があったとしても人間関係は比較的フラットです。神対応を受けることもありませんが、神対応を強制されることもありません。

これは、ほんっとーーーーーーーに、同意です。一般消費者向けサービスの末端の労働者まで、サービスのレベルが非常に高い。労働者の立場では、客を神と見做すように意識づけされ、低価格サービスでも手を抜くことは許されない。反面、客の立場になると、コンビニやファストフードに対してすら本人も無意識のうちに(もしかすると労働者として苦しんだ鬱憤を晴らすかのように)高いサービスレベルを要求する。そのためには当然コストがかかる。上司に対しても同じで、上司より先に帰りづらい職場が多かったり、上司に出す社内資料としてやたらと完成度の高いものを求められたり。日本のサービス業の生産性が低いのは、ほとんどこの過剰とも言えるサービスのせいだと思ってます。

日本のサービス業は他国に比べて生産性が低い!といった嘆きを最近よく目にしますが、夜や土日はほとんどの店が閉まるようになって、店員の接客態度がことごとく悪化したらそれはそれで文句言うんじゃないかなぁ。限られた枠の中で品質をどこまでも追求しようとし、その手段として労働集約的なやり方を美徳と考えてしまうのは勤勉革命以降の日本人の性のようなものなので、この傾向は一朝一夕には変わらないんじゃないかと思います。海外旅行者からは、こういった高品質なサービスが人気となっている面もありますが、裏にあるこうした劣悪な労働環境を知ってか知らずか、日本で働きたいと考える人はほとんどいません。

外国人「日本で働きたい」2割のみ 留学生支援団体調査

外国人留学生の就労支援を手がける一般社団法人の日本国際化推進協会が実施した調査で「日本で働くことが魅力的」と答えた外国人は約2割にとどまった。一方で「日本に住むのは魅力的」との回答は8割超に上る。

そういう意味では、日本は早期リタイア後に暮らすには良い国なんでしょうね。一方的に高品質なサービスを享受することができるんですから。究極的には、ドイツのような労働でストレスの溜まりづらい国でリタイア資金を貯め、リタイア後は日本で暮らすのが最強でしょう。いや、もしかしたらドイツのような環境ならそもそも早期リタイアしようとは思わないのかもしれませんね。私は既に日本で働いてすり減っているので、さっさと引退してストレスを受けた時間を取り戻したいです。

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