投資本の雑な感想:経済政策で人は死ぬか?

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原題は THE BODY ECONOMIC -WHY AUSTERITY KILLS- 。body economicというのは「ある経済政策の下に組織された集団で、その政策に影響を受ける集合体としての国民」を指している。著者は疫学者で、病気の原因や影響を調べるのが仕事なのだが、原因や影響の調査対象として経済政策まで手を広げたものと考えれば良いと思う。そして、副題が示すとおり、困窮時の緊縮財政は人々を殺す。それがこの本の結論だ。

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投資本の雑な感想:バフェットの重要投資案件20

バフェットの投資案件を前期、中期、後期に分け、代表的な20の投資案件を振り返る本です。投資案件のリストは次のようになります。最近の投資は少ない印象ですね。

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投資本の雑な感想:ディープバリュー投資入門

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オリジナルのタイトルは The ACQUIRER’S MULTIPLE – How the Billionaire Contrarians of Deep Value Beat the Market。直訳すると「企業買収者の投資尺度 − 極度の割安銘柄を狙う億万長者の逆張り投資家は どのようにして市場を打ち負かすのか」といったところでしょうか。

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投資本の雑な感想:ティリングハストの株式投資の原則

フィデリティのファンドマネージャであるティリングハストによる、王道的バリュー投資本です。投資スタイルはかなりバフェット寄りでしょうか…?目次はこんな感じです。

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投資本の雑な感想:新賢明なる投資家 上/下

同じ著者によるプロ向けの書籍「証券分析」を読んだあと、企業価値の分析手順をもう少し平易に書いた本がないかと思い、以前一度読んだこの本を再度手にとってみました。

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投資本の雑な感想:勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

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バリュー投資家として有名なガイ・スピアの自伝的著作です。タイトルは”投資本”としていますが、これは一般の投資本によくあるような投資理論やその実例について説明した本ではありません。そうした内容を期待して読むと肩透かしを食らうのでご注意を。

本書はむしろ、彼が自身の厄介なメンタルと格闘し、失敗を繰り返しながら自分に合った投資スタイルを少しずつ身につけ、それを通じて自分が望む人生に気づいていくという物語です。大半の部分は投資を志す人が自分を重ねて楽しむ、ある種の bildungsroman(自己形成小説/成長小説)であり、おまけとして少しだけ彼が採用している投資ルールやツールが紹介されている、というのが近いと思います。 “投資本の雑な感想:勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語” の続きを読む

投資本の雑な感想:史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力

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バフェットが永続的優位性を持つ企業を選び出す際には、財務諸表のどこを見ているのか、58のルールでわかりやすく説明した本です。思ったよりもかなり薄く、読むだけならすぐ終わりました。

永続的優位性は財務諸表のどこに表れるのか

永続的優位性のヒントとなる項目をざっくりサマってメモしておきます。

ちなみに、この本ではあくまで永続的優位性を持つ企業を見つけ出すことを目的としているため、常に「企業が何かしらの永続的優位性を持っているとしたら、それは財務諸表のどこにどのような形で表れるか?」という観点で財務諸表を確認しています。それ以外の目的で分析したい人は別の本を読んだほうが良いと思います。 “投資本の雑な感想:史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力” の続きを読む

投資本の雑な感想:テンプルトン卿の流儀

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テンプルトン卿ことジョン・テンプルトンは、有名な格言の数々を残した伝説的なバリュー投資家。本書「テンプルトン卿の流儀」では、テンプルトン卿の投資人生を通じ、バーゲンハンターとしての投資スタイルが描き出されています。ちなみに著者であるローレン・C・テンプルトンはジョン・テンプルトンの大姪であり、彼女から見たテンプルトン卿として描かれています。

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投資本の雑な感想:ダンドー/モニッシュ・パブライ

Twitterでアジデン氏が何度も勧めていた本で、著者のモニッシュ・パブライは、バフェットの信奉者として知られたバリュー投資家です。この本、名前を聞いたことはありましたが、実際に読んだことはありませんでした。図書館で調べてみたところ、誰も借りていなかった(悲しい…けど、置いてあるのも不思議)ので、取り寄せて読んでみました。

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投資本の雑な感想:ファイナンス思考/朝倉祐介

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仕事上、まがりなりにも投資案件の評価が必要になったことから上司が急遽買ってきた本。私は直接携わってないものの、興味があったのでついでに読ませてもらった。著者は自称mixiを立て直した男。

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