家計のレポート:2020/7末 − 垣間見える緩み


引き続き目標を大きく下回る支出水準をキープできていますが、各費目ともにじわりと増えてきています。特定の費目なら波ということで理解できますが、全体的に増えてきたとなると緩みが心配です。来月以降は特に注意して見ていく必要がありそうです。

オーバービュー

トータルは目標を大きく下回り、突出して多い費目もありませんでした。このご時世のわりに交際費がかなり高めですが、妻の帰省の影響が大きいです。


※単月    :当月支出の目標金額との乖離率
※一年平均  :過去一年平均支出の目標金額との乖離率
費目目標今月一年平均
トータル35万76.37%96.38%
1. 食費日用品8万66.70%90.51%
2. 水道・光熱費2.5万104.60%91.84%
3. 交際費1.5万76.47%123.34%
4. 衣服・美容費2万35.13%125.28%
5. 趣味・娯楽費1.5万31.33%152.27%
6. 交通費0.5万0.00%33.14%

当月支出÷目標支出額

当月支出が予算の何倍になっているかを示すレーダーチャートです。先程の表を図で表したものです。


交際費が気になる程度でしょうか。水道光熱費は支払いが隔月の関係上どうしても波がありますので。


過去一年平均支出÷目標支出額

過去一年平均だとこうなります。


趣味娯楽、衣服美容、交際の3大問題費目もかなり予算ラインに近づいてきました。趣味娯楽の減りが鈍いのはやや気がかりですね。


一般世帯との比較:過去1年平均

家計調査における二人以上勤労世帯と、我が家の支出(過去一年平均)との比較です。
衣服美容が平均世帯を上回っています。3ヶ月に1度、美容院で3万近くかかることが確定しているので、この程度で済むなら許容範囲内ですかね。。

収支全体の状況

ここからは主に折れ線グラフで推移を見ていきます。濃い線が過去1年の移動平均線、薄い線が各月の実数値です。

給付金の支給やそこそこの配当があり、支出は低めだったことから収支は引き続き改善しています。

収入の状況

収入内訳の比率は以下のように推移しています。今月は珍しく、給与以外の収入が多い月でした。

支出の状況

支出全体の推移とトレンドです。

目標:35万円
在宅ワーク効果により、引き続き減少傾向を維持しています。25万ぐらいで安定させられると嬉しいんですけどね。

全費目の状況

今月の費目の内訳を円グラフで表すとこんな感じになります。
日用品が少し多すぎるような気がします…。

主要な費目の状況

私の場合、固定費はあらかた削減しきってしまったので、変動費のうち割合が大きく、意志と習慣でコントロール可能な次の7つを主要な費目と位置づけ、確認・分析しています。
  1. 食費
  2. 日用品費
  3. 水道・光熱費
  4. 交際費
  5. 衣服・美容費
  6. 趣味・娯楽費
  7. 交通費
概ね減少傾向を維持できています。

食費&日用品費

食費と日用品費はネット通販で混ざって買っていることが多く、正確に分離するのが面倒な上、分離に大した意味もないので、合算して判断しています。
食費目標  :6万円
日用品費目標:2万円

食費は減少しているのですが、日用品費が増加しています。コロナ後に明確に上向いてきているのは気がかりです。食費日用品費のトータルでも思ったほど下がっていません

赤が妻、青が私です。私の食費が久々に高騰しました。妻の食費は日用品費に合算されている気がしますね。まとめてlohacoで買っているので、そちらに食材が大量に紛れているのでしょう。自炊しても食費が下がらないのはなかなか厳しいですね。

水道・光熱費

水道、電気、ガス料金です。
目標:2万5,000円

今月は水道料金2ヶ月分の請求月です。ほぼ横ばいが続きつつ、微増傾向も見て取れます。在宅開始後はやはり電気代が上がっていますね。今月はなんと20%程度増えています、冷夏であまりエアコンを入れてなかったはずなのにこれはマズい。反面、ガスの使用量はやや減、水道は横ばいです。電気代対策が必要ですね。。

交際費

会社、友人、家族、親戚等との会食や、それに付随する交通費等です。帰省も入っています。
目標:1万5,000円

妻の帰省でそこそこ使いましたが、まだ微減傾向を維持です。

衣服・美容費

理髪、衣服、小物、美容院等の費用です。
目標:2万円

一応減少傾向を維持ですね…しかし来月はまた美容院でPS4 1台分の値段が飛んでいく…😖 私はついにセルフカット用はさみを買いまして、自力で散髪してみました。そこそこいけそうなので、今後も続行しようと思います。これで私の衣服美容費はほぼゼロに…。

趣味・娯楽費

ゲーム、漫画、映画、音楽、ライブイベント等に対する支出です。
目標:1万5,000円

こちらもライブイベントが全滅したせいで減ってはいるのですが、細々とした漫画等の支出で思ったほどには減っていません。

交通費

突発的に発生する通勤ルート外への電車移動、タクシーによる移動が主な対象です。金額的にはほとんどが奥さんのタクシー代。
目標:5,000円

0円だったそうです。


参考:支出用途の4分類

QGSと呼ばれる、支出用途を 固定費、変動費、自己投資、貯蓄投資に分類してバランスを見ながら管理する手法に従い、状況を確認します。


自己投資が低位で推移しています。

目標支出額に対する比率

こちらは、収入が平均的家計の35万円(=計画上の支出上限値)だったと仮定した場合の比率です。理想は、一般家計と同様の暮らしをしつつ、超過分を貯蓄投資に回すことです。
着実に黒字を積み重ねています。

全収入に対する比率

こちらは、全収入額を使えると仮定した場合の比率です。将来的に収入が減った際のことを考慮し、我が家ではあまり重視していません。


トータルでは予算を大きく下回り、うまくいった月と言えそうです。しかし、費目ごとに細かく見ると色々と問題の種が潜んでおり、放置すると支出が膨らんでいきそうな気配が見え隠れしています。来月以降はこれらを注視し、大きくなりそうなら迅速に手を打っていきたいところです。

コメント

このブログの人気の投稿

3大家計・資産管理サービス Money Forward、Moneytree、Zaimの機能比較とおすすめの使い方

Raspberry pi+Homebridge+IRKitで自宅をスマート化し、Google Home/Android/HomeKitから操作する

ふるさと納税攻略(というほどでもない話)