Outlookのリモート会議予定を自動的に家族に共有して事故を防ぐ
職場のOutlook予定表に登録されたリモートワーク会議の予定を、機微情報を削除した状態で日々Googleカレンダーに転記して家族に共有することで、 リモート会議で機微な情報を話している状況で不意に家族が部屋に入ってくる、という事故を最小限の労力で回避している というお話です。 リモートワークのよくある課題 自宅でリモートワークをしていると、 リモート会議で機微な情報について話している最中に家族が自室に入って来そうになる… こんな状況を経験した人は多いと思います。特に、複数が頻繁にリモート会議しながら自宅で仕事を進めている場合、どうしても仕事場を部屋ごと分ける必要があるため、誰かがLDKを占有するような状況が発生しがちです。この場合、セキュリティを維持するために 仕事中のLDK立ち入りを禁止すると、家族は昼間に水すら飲めなく なってしまいます。 解決の方向性:あらかじめ会議予定を共有する 根本的に解決するなら、広い家に引っ越して個別に仕事部屋を作るのが一番なのですが、なかなかそう簡単にはいきません。今の環境でも実行できる解決策としては、 あらかじめリモート会議の予定を家族に共有しておき、その時間は絶対に部屋に立ち入らないようにお願い する、程度が現実的です。 障害:日々の予定を都度確認し、伝達するのは非常に面倒 部屋への立ち入りで若干揉めた後しばらくは、LDKを使っている私が 日々リモート会議の予定を手動でGoogleカレンダーに登録し、ここを見て立ち入り可否を判断するようお願い していました。しかし、毎日翌日以降のリモート会議の予定を確認して手動で1つ1つ登録するのは本当に面倒です。また、当日になって急に入ってくる予定も多く、その場合は私が入力を忘れてしまったり、妻の方で見てくれなかったりします。 そもそもLDKを使っている 私だけがなぜこんな面倒なことを毎日しなくてはいけないのか… それなら私も寝室がいい。しかし、 妻は寝室をどうしても譲ろうとしません… 。てかそのディスプレイもデスクもライトも私のだし、ネットワーク整備したのも私なんだが…。 障害:既存のツールによる自動化は望み薄 こうなると登録を自動化したくなるわけですが、既存の同期ツールではなかなか実現が難しいです。なぜなら、 対象は全ての予定ではなくリモート会議のみで、かつ機微な情報が含まれる可能性がある