資産状況のレポート:2021/2末 - さらに上昇

規模を大きくして先月をリプレイしたような一ヶ月でした。後半まで日本株がとにかく強く、月末には大きく下げたものの、やはりSP500をアウトパフォームしています。


新型コロナ関連で見ると、ワクチンの接種開始でアフターコロナを大きく折り込みに行き、さらにその先、インフレ率と実質金利にまで関心が移っています。しかしそこまでスムーズに経済が再始動するのか、私にはいまいち確信が持てていません。ワクチン接種のスケジュールは依然不透明ですし、国内需要はともかく海外渡航が必要な業種は苦しい状況が続くと思うのですが…。

総資産推移(生活防衛資金等除く)

金額増減額増減率
総資産127,209,369+9,535,095+7.50%
リスク資産110,682,603+3,323,989+3.00%
無リスク資産16,526,766+6,211,106+37.58%
※ 生活防衛資金、確定拠出年金、財形、退職積立金等除く


先月に引き続き、よくわからないうちにお金がたくさん増えました。給与副業等(-生活費等)で80万、配当で5万、評価増で840万程度増えています。

さらに上振れしてきました。月末の急落がどこまでいくのか注目です。

投資の概況

金額増減額増減率
投資元本68,400,000+300,000+0.44%
評価額117,341,839+8,711,483+7.42%



先月に引き続き、妻の投資資金確保のための定期資金振替以外に資金投入はありません。評価額は大きく上昇しました。

リターン(2011-/配当込み)

数値増減
総利益率71.55%+12.04%
総利益額48,941,839+8,411,483
過去1年利益率24.63%+19.68%
年初来利益率11.25%+7.99%
前月比利益率7.74%+4.48%


利益額は過去最高を更新しています。近年大きく資本投下したことで低下していた総利益率も、そこそこの水準まで戻ってきました。

個別資産の状況

とにかく全部上がりましたみたいな月でした。特にコロナ後不調だったREITがここに来て大きく上げています。

種別資産名評価額
預金銀行預金16,526,766
国内債券
個人向け国債変動10年
0
無リスク資産合計16,526,766
資産クラス銘柄数量取得単価現在値損益額損益率評価額
国内REIT
スターツPR27150,526215,6001,756,99843.23%5,821,200
ケネディレジ5103,107191,000439,46585.24%955,000
インベスコオフィス22013,20217,370916,96031.57%3,821,400
トーセイ・リート9106,059123,100153,36916.07%1,107,900
フロンティア6351,500468,000699,00033.14%2,808,000
ヘルケア&メディ16100,499133,000520,01632.34%2,128,000
ヘルケア&メディ10110,667133,000223,33020.18%1,330,000
インヴィンシブル4027,60543,200623,80056.49%1,728,000
星野リゾート・リート5428,056600,000859,72040.17%3,000,000
国内株式
コマツ1,3002,3653,1901,072,50034.88%4,147,000
ブリヂストン3003,7354,161127,80011.41%1,248,300
タイガースポリマー11,000409448429,0009.54%4,928,000
タイガースポリマー2,00041044876,0009.27%896,000
IJTT5,80048549029,0001.03%2,842,000
丸八HD3,70079280340,7001.39%2,971,100
住友商1,0001,1391,541401,50035.25%1,540,500
三菱商事9002,6933,003279,00011.51%2,702,700
セブン&アイ3003,8084,03768,7006.01%1,211,100
良品計画3,8001,3962,3983,807,60071.78%9,112,400
cotta1,500440734441,00066.82%1,101,000
JT2002,7241,925-159,800-29.33%385,000
JT2002,7241,925-159,800-29.33%385,000
カルビー4003,2722,800-188,800-14.43%1,120,000
三菱UFJ2,400492558158,40013.41%1,339,200
三井住友FG2003,0593,742136,60022.33%748,400
オリックス1,3001,5401,802339,95016.98%2,341,950
オリックス1001,5461,80225,55016.53%180,150
KDDI1,0002,8123,290478,00017.00%3,290,000
KDDI7002,7523,290376,60019.55%2,303,000
三菱地所6001,6481,838114,00011.53%1,102,800
JR東日本1007,0037,85785,40012.19%785,700
JR東日本1009,8737,857-201,600-20.42%785,700
JR東日本2005,9187,857387,80032.76%1,571,400
JR東海10015,74717,410166,30010.56%1,741,000
日本航空9001,9732,530501,30028.23%2,277,000
日本航空3002,7502,530-66,000-8.00%759,000
岩塚製菓2003,8834,33089,40011.51%866,000
王将フード1004,1385,780164,20039.68%578,000
すかいらーく1001,5661,6488,2005.24%164,800
吉野家HD10018262,09927,30014.95%209,900
日本管財10019702,08911,9006.04%208,900
日本管財10019692,08912,0006.09%208,900
ビックカメラ10012451,154-9,100-7.31%115,400
ビックカメラ10012181,154-6,400-5.25%115,400
サイゼリヤ5001,9032,222159,50016.76%1,111,000
アトム10069595425,90037.27%95,400
先進国株式
T15033.0927.89-123,652-21.71%445,959
INTC20045.7860.78345,98036.42%1,295,824
INTC2946.7160.7847,36933.71%187,894
MO10255.6143.60-161,730-25.44%474,069
BTI66938.5235.06-346,091-12.16%2,500,306
NGG10052.0055.8938,1376.84%595,785
WBK58022.5118.48-279,462-19.65%1,142,576
EAF7607.7311.83310,71847.97%958,415
CAI73020.9744.001,755,852105.26%3,423,976
TECS508.128.214791.11%43,759
楽天高配当株100,8579,91611,35914,55414.55%114,563
楽天高配当株719,8729,72411,359117,69916.81%817,703
新興国株式
DGS76043.2549.62411,19811.39%4,019,995
FM5029.0528.861,4850.97%153,823
野村Funds-i新興株188,46410,61318,943156,99178.49%357,007
たわらN 新興株616,39211,35716,923343,08449.01%1,043,120
ニッセイ新興株116,76610,27712,12621,59017.99%141,590
たわらN 新興株105,01914,28416,92327,71518.48%177,724
ニッセイ新興株934,4949,31012,126263,15430.25%1,133,167
ニッセイ新興株1,085,2819,21512,126315,92531.59%1,316,012
世界株ETF
VT90051.9394.843,661,05767.33%9,098,907
eMAXIS slimバランス853,13310,55012,329151,77216.86%1,051,828
外国債券ブラックロックMMF0.00106.60106.599500.00%0
リスク資産合計22,516,08125.54%110,682,603

今月の売買銘柄

以下の売買を行いました。

  • JALの一部売却
  • JR東日本の一部売却
  • コマツの一部売却
  • IJTTの追加買入れ
  • TECSの新規買入れ

陸運空運は上げ幅に応じて少しずつ売却を進めており、株数で言えば陸運は70%、空運は40%程度にまで減らしています。全損してもまったく痛くない水準になりました。
コマツも上げのペースを早めたため25%程度売却し、IJTTにまわしています。共和工業所を買いたかったのですが、板薄すぎて売却まで考えると私には難しそうなので諦めました。
TECSは月末の変調を見て少し買ってみました。常に眺めているための見物料みたいな感じですね。今回のサイクルで慣れないことをする際は、ごく小さいポジションで行い、勉強に徹する予定です。

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点


預貯金がかなり増えて、コロナ以前の水準にまで回復してきました。

比率でみても、預貯金はコロナ以前付近まで戻ってきています。ショートしていないので、下落に備えています。

スナップショットを撮るとこんな感じです。先行き不透明ながら上げてきたアフターコロナや大型シクリカルを売却し、預貯金に充てた形です。

業種の観点

陸空運を売却し、比率的には陸運が横ばい、空運は60%水準です。ここからさらに上昇するようであれば、上昇度合いに従って順次売却を進めます。

不動産の内訳

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。まずは立地です。首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算しています。

特に売買していませんが、都心のオフィス・ホテルを保有するREITが値を上げた結果、じわりと都心が増えています。

今月の値動きをダイレクトに受ける形で住宅とヘルスケアが減り、オフィス・商業・ホテルが増えています。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2021年の累計:251,300+251,300円

今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。
  • T
  • BTI

昨年同月と比べた累積配当額の増減率は-0.42%です。PFFを処分した影響でした。

売却損益(税引後)

2021年の累計:+752,305円+496,946

損出し後のアフコロ銘柄、コマツ売却益でまた売却益が積み上がってきました。

早期リタイアのKPI

裕福度(資産収入÷支出)

ロバート・キヨサキの「若くして豊かに引退する方法」で紹介されている指標で、支出を不労所得でどのくらいまかなえるかを表します。対象の支出を「総支出」と「生存費(固定費+変動費)」に分けて算出しています。

過去1年平均の裕福度

裕福度前月比
総支出59.12%-1.21%
生存費66.46%-1.92%

今月は医療費がかさんだため、裕福度はかなり低下しました。

当月の裕福度

裕福度前年同月比
総支出10.85%-2.09%
生存費11.96%-3.48%

支出増により前年同月比でも下がりました。

配当・分配金の安定度

配当・分配金の安定度を評価するために、配当受取額の業種・地域の内訳を確認しています。

配当の業種内訳

いつものREITとタバコ…そろそろ12ヶ月移動平均にした方がいいかもしれない。。

配当の地域内訳


引き続き日本集中です。とはいえ、事業はアメリカ・東南アジア比率が高い企業が多いので、利益の源泉で見るともう少しまともになります。

以上、2021年2月末時点での資産状況でした。大型シクリカルの上げとコロナ収束期待による直撃銘柄の回復により、資産額は大きく増えました。とはいえ、月末には再び下落し、値動きは神経質になってきています。

これ以上現預金を増やす気はあまりないのですが、業績回復の遠そうなコロナ直撃銘柄が急激に上がると順次売却を進めざるを得ず、交換先の銘柄選びが徐々に難しくなってきました。株式への資金流入が続く間は大型から小型へ交換し、全体が落ちれば現預金を使おうと思っていますが、どうなることやら…。

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