資産状況のレポート:2021/5末 - 小康状態
かなり乱高下したイメージでしたが、こうして見ると連休明けの大きな下げの後はわりと順調に上がっていたんですね。日経平均は今月もSP500に劣後しています。
日本では猛烈なスピードでワクチン接種が進み始めました。体制の増強や工夫の蓄積も進んでおり、国民側でブレーキがかかるまではしばらく良いペースで進みそうに思います。中旬からの上げはそれを好感した面もあるのかもしれません。
総資産推移(生活防衛資金等除く)
ぼちぼち増えました。先月の下げを取り戻したような形です。
計画に対する上振れ状況もさして変わりません。
投資の概況
リターン(2011-/配当込み)
春から横ばいという感じですね。
個別資産の状況
日本株はイマイチ、外国株式は微増、REITは堅調という感じ。今年に入ってからはREITにかなり助けられています。
今月の売買銘柄
以下の売買を行いました。
- インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の全売却
- グローバル・ワン不動産投資法人の追加買付
- CREロジスティクスファンド投資法人の新規買付
- IJTTの全売却
- プレス工業の新規買付
- MOの全売却
- WBKの全売却
- BABAの新規買い入れ
基本的には銘柄の入れ替えです。REITはTOBで上昇したインベスコオフィスを全て処分し、かわりにグローバルワンとCREロジスティクスファンドを買っています。引き続きオフィスと物流を増やしていきます。
自動車部品はシクリカルの順序に従った入れ替えですが、業界自体にあまり詳しくないので相変わらずPFの一部でせこせこやっています。
外国株は、そろそろBABAの下値が固くなってきたように感じたので、かなり上昇してきた2銘柄と交換しました。
資産配分状況
業種の観点
不動産の内訳
保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。まずは立地です。首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算しています。
引き続き都心に資金投入中で、比率が上がっています。
物件用途
以前は分配の安定性を重視していたので、2019年頃までは住宅REITが多いです。しかし住宅REITがかなり値上がりしたため、2019年末~2020年初頭にかけてオフィスとあわせて一気に売却しています。2020年前半の大きな谷は、コロナショックではなく売却によるものですね。運もありましたが、かなり良いタイミングでいったん足抜けできました。
3月下旬のREIT大暴落で住宅とオフィスを少し買い、コロナの状況が見えはじめた夏に商業を、株式が爆上がりをはじめた10~12月には出遅れていたオフィスを買っています。このあたりは悪くなかったと思うのですが、最初の物流の上げを逃したのは悔やまれます。まず物流を買い、商業、オフィスと順に入れ替えていくべきでした。
比率で見るとこうなります。徐々に多様化してます。
さらに物流が増えました。物流とオフィスは安く拾えるタイミングがあれば拾っていきたいと思います。住宅はかなり高く感じるのでいくらか処分する予定です。
実現損益の状況
配当収入(税引後)
2021年の累計:609,565円(+69,621円)今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。
- ビックカメラ
- セブン&アイホールディングス
- T
- MO
- BTI
昨年同月と比べた累積配当額の増減率は+2.70%です。低レベルのデッドヒート…
売却損益(税引後)
2021年の累計:+2,716,825円(+1,468,905円)配当の状況
配当の状況はもう少し詳しく確認できるようにするため、金額と利回り推移をグラフ掲載することにしました。
配当手取り金額と利回りの推移
コロナ前にREITを処分して無配銘柄を増やしたこと、保有銘柄で減配無配が相次いだこともあり、配当額は頭打ち~微減になっています。運用資産額も増えているので配当利回りは右肩下がりになっており、手取りベースで2%を切っています。復配が進めば多少はマシになりそうですが、もはや指数と変わらない水準ですね。これで生活費をすべて賄おうとすると、2億ぐらい必要。。
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