資産状況のレポート:2021/6末 - 買収続く
日本株は横ばいのレンジ状態、米株は堅調に増加といった感じですね。金利上昇が一服してハイテクも若干戻してきました。
日本のワクチン接種は順調そのものですが、緊急事態宣言の解除に従って感染者数は増加、アフコロ系はまたやや軟調になってきました。海外でもデルタ株が感染を広げ始めていますが、mRNAワクチンの効果は変わらず高いこともあり、重症化率や死亡率は大きく低下しているという話も聞きます。ここからは感染者数に過剰反応しすぎず、医療がボトルネックにならない限りは経済再開を優先して欲しいところですけどね。
総資産推移(生活防衛資金等除く)
一応ボーナスも入ったこともあり、それなりに増えました。
大丈夫かなこの乖離具合…コロナで資本投下した後、無リスク資産だけはほぼ計画値まで戻したんですが…何かのフラグに見えてしまいます。
投資の概況
先月に引き続き、妻の投資資金確保のための定期資金振替以外に資金投入はありません。
リターン(2011-/配当込み)
利益は過去最高を更新しました。去年の3月下旬には800万ぐらいまで減ってたんですけど、そこから1年少しで5,000万増えたんですね。もっと儲けてる人はいくらでもいますが、それにしても極端です。個別資産の状況
日本株はイマイチ、外国株式は大幅増、REITは堅調という感じ。
今月の売買銘柄
以下の売買を行いました。
- スターツプロシード投資法人の一部売却
- トーセイ・リート投資法人の追加買い入れ
- カルビーの追加買い入れ
- 明治ホールディングスの追加買い入れ
- ゲオホールディングスの新規買い入れ
- BABAの追加買い入れ
上の2つはREITの銘柄・物件種別入れ替えです。住宅REITがどんどん値上がりしてきたので、一部オフィス中心のボロい銘柄に交換しています。オフィスは全然上がりませんね。
カルビーと明治HDは、月初特に値下がりしていたので買い入れています。とはいえ、さして安いというわけではない水準です。相対的なバリュエーションと海外展開、アフコロの恩恵を考えて少し増やしました。明治は少額でほぼ優待枠です。
ゲオは財務とエイシスの成長性でNISA枠で買っています。セカストは正直有望かどうか全然わからないんですよね…色んな企業がリユースに殺到していますし、リユース事業は頑張って横這いでもよし、瞬間風速が出れば御の字ぐらいに考えています。
BABAはCAI売却の資金の3分の2ほどを投入しました。残りはまだ現金のまま置いています。BABAはどうせまた下がるでしょうから、他に買うものがなければ下がったタイミングでまた少しずつ資金を入れる予定です。
資産配分状況
業種の観点
不動産の内訳
保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。まずは立地です。首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算しています。
銘柄を交換しましたが、あまり大きくは変わっていません。
物件用途
住宅が減り、その他が少しずつ増えています。交換先はオフィス多めとはいえ一応総合REITであること、オフィス以外は投資口価格が上昇傾向にあることが要因です。
比率で見るとこうなります。
スナップショットはこうです。住宅減りましたね。以前は50%くらいあったのですが…この後もさらに上げるようなら順次削っていきます。スタプロはまた最高値更新していますし、他の住宅REITも軒並み上がっており、住宅をすべて処分した2019~2022の年末年始を思い出します。
実現損益の状況
配当収入(税引後)
2021年の累計:1,280,806円(+671,241円)今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。
- 丸八ホールディングス
- オリックス
- JR東日本
- JR東海
- タイガースポリマー
- IJTT
- コマツ
- カルビー
- 住友商事
- 三菱商事
- 岩塚製菓
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- 三菱地所
- KDDI
- 日本管財
- アトム
- INTC
- CAI
- FM
- CXSE
- DGS
- VT
昨年同月と比べた累積配当額の増減率は+12.39%です。復配、増配の効果もあってだいぶ増えました。にしてもリスト長すぎですね。
売却損益(税引後)
2021年の累計:+5,725,359円(+3,057,420円)配当の状況
配当の状況はもう少し詳しく確認できるようにするため、金額と利回り推移をグラフ掲載することにしました。
配当手取り金額と利回りの推移
今月の配当額が昨年同月比で大きく増えたことから、過去1年平均の配当月額もそこそこ回復しました。配当利回りも下げ止まった感があります。この調子で過去最高を更新して欲しい。。
配当の業種内訳
3月決算の配当が一気に入ってきて、かなり分散されました。大きな売買をしなければ、今年一年の比率はここから大きく乖離しないはずです。まぁ悪くはないです。
◆
以上、2021年6月末時点での資産状況でした。突然のCAIの買収でPFが大きく変動した月で、これを機に中国、新興にお金を移していますが…今のような状況だと正直、公開市場のどこにお金を置いても金融政策・システム起因の下げからは逃げられないような気もしています。米株は確かに高いですが、まとめて下げた後はまた高いところまで戻っていきますから、資金移動は一時的な下げというより、パラダイムの変化に対する部分的な備えという形です。いずれにせよこれはゆっくりとしか進まないでしょうから、状況を見ながら少しずつ入れ替えていきます。
コメント
コメントを投稿