資産状況のレポート:2021/7末 - 赤く染まる

米株は最高値を更新していますが、日本株は崩れてきました。また、中国政府による企業統制が強まった結果、中国株も大きく下落しています。


デルタ株が流行し、感染者数は指数関数的に増加してきました。感染は若年層中心で重症者や死者はそこまで増えていませんが、医療リソースが不足するのも時間の問題という感じです。ワクチン接種はハイペースで進んではいますが、現段階では力不足感がありますね。再び1月に近い状況になりそうな気配が高まってきました。

総資産推移(生活防衛資金等除く)

金額増減額増減率
総資産137,160,524-1,952,649-1.42%
リスク資産118,921,035-2,983,425-2.51%
無リスク資産18,239,489+1,030,776+5.65%
※ 生活防衛資金、確定拠出年金、財形、退職積立金等除く


リスク資産が反落し、それなりに減りました。


調整の予感がしますね。

投資の概況

金額増減額増減率
投資元本69,600,000+300,000+0.43%
評価額125,431,355-2,077,270-1.66%

結構減りました。とはいえ、日経の下げに比べれば随分と穏やかです。資金投入はもう1年以上妻の定期振替のみです。

リターン(2011-/配当込み)

数値対前月
総利益率80.22%-3.78%
総利益額55,831,355-2,377,270
過去1年利益率39.52%+3.90%
年初来利益率17.39%-2.27%
前月比利益率-1.86%-4.62%
春に入ってから一進一退という感じですね。

月ごとの利益額の変動です。±300万ぐらいでうろうろしています。

個別資産の状況

日本株、中国株の下落が目立ち、REITが補った形です。

資産名評価額
預金銀行預金18,239,489
国内債券
個人向け国債変動10年
0
無リスク資産合計18,239,489
資産クラス銘柄数量取得単価現在値損益額損益率評価額
国内REIT
スターツPR6150,526249,300592,64465.62%1,495,800
グローバルOne33124,031126,60084,7772.07%4,177,800
トーセイ・リート35131,032142,400397,8808.68%4,984,000
フロンティア6351,500508,000939,00044.52%3,048,000
ヘルケア&メディ16100,499152,900838,41652.14%2,446,400
ヘルケア&メディ10110,667152,900422,33038.16%1,529,000
大和ハウスリート4295,200326,000123,20010.43%1,304,000
CREロジ6172,000207,800214,80020.81%1,246,800
インヴィンシブル4027,60543,050617,80055.95%1,722,000
星野リゾート5428,056696,0001,339,72062.60%3,480,000
国内株式
コマツ1,3002,3652,829603,20019.62%3,677,700
共和工業所2004,2034,45049,4005.88%890,000
ブリヂストン3003,7354,800319,50028.51%1,440,000
タイポリ11,000409446407,0009.05%4,906,000
タイポリ2,00041044672,0008.78%892,000
プレス工業12,000321358444,00011.53%4,296,000
丸八HD3,70079279200.00%2,930,400
住友商1,0001,1391,483344,00030.20%1,483,000
三菱商事9002,6933,062332,10013.70%2,755,800
ゲオHD1,0001,1501,22070,0006.09%1,220,000
セブン&アイ3003,8084,868318,00027.84%1,460,400
良品計画3,8001,3962,2193,127,40058.95%8,432,200
cotta1,500440629283,50042.95%943,500
JT2002,7242,140-116,800-21.44%428,000
JT2002,7242,140-116,800-21.44%428,000
カルビー8002,8822,516-292,800-12.70%2,012,800
明治HD1006,6936,7808,7001.30%678,000
三菱UFJ2,400492579207,60017.58%1,388,400
三井住友FG2003,0593,695127,20020.79%739,000
オリックス1,3001,5401,912483,60024.16%2,485,600
オリックス1001,5461,91236,60023.67%191,200
KDDI1,0002,8123,332520,00018.49%3,332,000
KDDI7002,7523,332406,00021.08%2,332,400
三菱地所6001,6481,71238,4003.88%1,027,200
JR東日本1007,0037,28027,7003.96%728,000
JR東日本1009,8737,280-259,300-26.26%728,000
JR東日本2005,9187,280272,40023.01%1,456,000
JR東海10015,74715,85510,8000.69%1,585,500
日本航空7001,9732,283217,00015.71%1,598,100
日本航空3002,7502,283-140,100-16.98%684,900
岩塚製菓2003,8833,98019,4002.50%796,000
王将フード1004,1385,860172,20041.61%586,000
すかいらーく1001,5661,476-9,000-5.75%147,600
吉野家HD10018262,08225,60014.02%208,200
日本管財10019702,59362,30031.62%259,300
日本管財10019692,59362,40031.69%259,300
ビックカメラ10012451,129-11,600-9.32%112,900
ビックカメラ10012181,129-8,900-7.31%112,900
サイゼリヤ5001,9032,696396,50041.67%1,348,000
ヒロセ通商10021482,35120,3009.45%235,100
アトム1006957768,10011.65%77,600
先進国株式
T15033.0928.05-108,112-18.98%461,500
INTC22947.4153.72223,03819.80%1,349,332
BTI66938.5237.45-98,344-3.46%2,748,053
NGG10052.0064.32147,84626.51%705,494
EAF7607.7311.37300,11346.34%947,810
楽天高配当株100,8579,91612,98030,90330.90%130,912
楽天高配当株719,8729,72412,980234,39033.48%934,394
新興国株式
BABA220212.97195.19-391,327-7.67%4,710,071
DGS76043.2553.96889,34124.64%4,498,138
CXSE665.1957.59-4,994-11.64%37,901
FM5029.0532.8627,87418.30%180,212
野村Funds-i新興株188,46410,61318,490148,45374.22%348,470
たわらN 新興株616,39211,35716,502317,13445.30%1,017,170
ニッセイ新興株116,76610,27711,84318,28615.24%138,286
たわらN 新興株105,01914,28416,50223,29315.53%173,302
ニッセイ新興株934,4949,31011,843236,70727.21%1,106,721
ニッセイ新興株1,085,2819,21511,843285,21228.52%1,285,298
世界株ETF
VT90051.93104.254,853,34589.25%10,291,195
eMAXIS slimバランス853,13310,55013,245229,91925.55%1,129,975
外国債券ブラックロックMMF0.00109.69109.68500.00%0
リスク資産合計21,471,24422.03%118,921,035

今月の売買銘柄

以下の売買を行いました。

  • スターツプロシード投資法人の一部売却
  • トーセイ・リート投資法人の追加買い入れ
スターツプロシードはさらに値上がりしたため、8割方売却しています。売却代金の一部でトーセイ・リートを購入しました。周辺地域のオフィスや住宅需要を期待した買い入れです。

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点



REITは売却、国内外株式は下落によって比率を減らしており、増えたのは預貯金くらいです。

スナップショットを撮るとこんな感じです。現金を増やしながら様子見。

業種の観点


感染拡大で陸空運や小売、中国ショックで情報通信が下落、と動きの大きな月でした。

不動産の内訳

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。まずは立地です。首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算しています。

住宅銘柄の入れ替えで、都心が少し減りました。

物件用途

物件用途の時系列推移です。

住宅がさらに減り、オフィスとホテルが増えています。オフィスは買い増し、ホテルは投資口価格の上昇によるものです。


比率で見るとこうなります。


スナップショットはこうです。REITは月後半から全体的に調整モードになっており、住宅REITの調整が目立つことからいったん売却はストップしています。デルタ株の行方次第ではオフィスを減らす準備も必要かもしれません。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2021年の累計:1,519,440+238,634円

今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。

  • トーセイ・リート投資法人
  • インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
  • スターツ・プロシード投資法人
  • 星野リゾート・リート投資法人
  • 共和工業所
  • WBK
  • EAF

昨年同月と比べた累積配当額の増減率は+11.59%です。引き続き昨年を上回る推移です。

売却損益(税引後)

2021年の累計:+6,382,692円+657,333

スターツプロシード投資法人の売却益によるものです。

配当の状況

配当手取り金額と利回りの推移

回復傾向が続きます。

配当の業種内訳

それなりのバランスです。

以上、2021年7月末時点での資産状況でした。PFを下支えしてきたREITも息切れが見え始め、米株から退避した先の中国株が共産党リスクの顕在化により大きく下げるなど、私個人としては動きの大きな一ヶ月となりました。陸空運が打撃を受けるのも、もう何度目かわかりませんね。

今のところデルタ株もmRNAワクチンを突破したわけではありませんが、突破されるようなことがあれば世界は大混乱になるのでしょうね。少しずつそのリスクが高まってきているのを感じます。

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