家計のレポート:2021/8末 - 均衡

今月は衣服美容費が跳ね上がる月ですが、トータルではそこそこの支出に収まりました。食費がやや高いものの、全体的に支出のバランスが取れた月でした。

オーバービュー

予定どおり高額になった衣服美容費以外は概ね問題ありません。

※単月    :当月支出の目標金額との乖離率
※一年平均  :過去一年平均支出の目標金額との乖離率
費目予算今月過去一年平均
トータル350,00076.82%82.17%
食費+日用品費80,00051.96%59.15%
水道・光熱費25,00064.67%88.99%
交際費15,00013.07%48.06%
衣服・美容費20,000153.45%63.56%
趣味・娯楽費15,00030.43%70.15%
交通費5,0000.00%18.99%

当月支出÷目標支出額

当月支出が予算の何倍になっているかを示すレーダーチャートです。先程の表を図で表したものです。

キラーホーネット感…衣服美容の突出は予定どおりです。

過去一年平均支出÷目標支出額

過去一年平均だとこうなります。

100%の同心円が消えた状態をキープできました。

一般世帯との比較:過去1年平均

家計調査における二人以上勤労世帯と、我が家の支出(過去一年平均)との比較です。


引き続き自己投資・消費系支出は平均以下に収まり、省力化設備投資の副作用である水道・光熱費のみ平均を上回るという当初想定していた形を維持できています。

収支全体の状況

ここからは主に折れ線グラフで推移を見ていきます。濃い線が過去1年の移動平均線、薄い線が各月の実数値です。


ほとんど横ばいに見えますが、一応微妙に収入・収支は増加傾向を続けています。

収入の状況

収入内訳の比率は以下のように推移しています。今月は配当が少なかったです。



支出の状況

支出全体の推移とトレンドです。

目標:35万円

一応まだ下落傾向を維持しています。25万まで下がるかどうかは医療費とコロナにすべてかかっていそうです。

全費目の状況

今月の費目の内訳を円グラフで表すとこんな感じになります。

衣服美容費、健康医療が目立ちますね。妻の健康診断結果でいくつか懸念があるため、今後また医療費がかさむ可能性が高くなってきました。今年は何度も高額療養費のお世話になるかもしれません。元々体が強くないのでしょうがないんですけどね。

主要な費目の状況

固定費はあらかた削減しきってしまったので、変動費のうち割合が大きく、意志と習慣でコントロール可能な次の7つを主要な費目と位置づけ、確認・分析しています。

  1. 食費
  2. 日用品費
  3. 水道・光熱費
  4. 交際費
  5. 衣服・美容費
  6. 趣味・娯楽費
  7. 交通費


食費&日用品費

食費と日用品費はネット通販で混ざって買っていることが多く、正確に分離するのが面倒な上、分離に大した意味もないので、合算して判断しています。

食費目標  :6万円
日用品費目標:2万円

まだ下がり続けていますね…。なぜだろう。。

赤が妻、青が私です。今月は妻がお高いスーパーで結構買物をしたので、食費が反騰しています。

水道・光熱費

水道、電気、ガス料金です。

目標:2万5,000円

今月は水道料金の請求のない月です。今月はついに平均支出が上昇しました。
使用量で見るとガスは前年同月比で25.8%減、電気は約16.8%増です。料金で見るとガスは前年同月比24.2%減、電気は15.8%増です。電気の使用量が激増しています…そしてガスの使用量が激減していますね…どっちも理由がまったくわかりません。。

交際費

会社、友人、家族、親戚等との会食や、それに付随する交通費等です。帰省も入っています。

目標:1万5,000円

ほぼゼロでした。

衣服・美容費

理髪、衣服、小物、美容院等の費用です。

目標:2万円

3ヶ月に1度の高額美容院がやってきました。ここのところ、美容院代金以外の支出はかなり少なくなっていますね。

趣味・娯楽費

ゲーム、漫画、映画、音楽、ライブイベント等に対する支出です。

目標:1万5,000円

何やら好きなミュージシャンのオンラインライブチケットを買ったようです。

交通費

突発的に発生する通勤ルート外への電車移動、タクシーによる移動が主な対象です。金額的にはほとんどが妻のタクシー代でした。

目標:5,000円

支出はゼロでした。

参考:支出用途の4分類

QGSと呼ばれる、支出用途を 固定費、変動費、自己投資、貯蓄投資に分類してバランスを見ながら管理する手法に従い、状況を確認します。


医療費で変動費が、衣服美容費で自己投資費が増えました。

目標支出額に対する比率

こちらは、収入が平均的家計の35万円(=計画上の支出上限値)だったと仮定した場合の比率です。理想は、一般家計と同様の暮らしをしつつ、超過分を貯蓄投資に回すことです。


そこそこという感じです。

全収入に対する比率

こちらは、全収入額を使えると仮定した場合の比率です。将来的に収入が減った際のことを考慮し、我が家ではあまり重視しておらず、参考程度の掲載です。


徐々に貯蓄率が上昇しています。今月の貯蓄率は66.3%でした。

裕福度(資産収入÷支出)

ロバート・キヨサキの「若くして豊かに引退する方法」で紹介されている指標で、支出を不労所得でどのくらいまかなえるかを表します。対象の支出を「総支出」と「生存費(固定費+変動費)」に分けて算出しています。

昨月から若干悪化しましたが、配当支給の月ずれの影響が大きいです。

当月の裕福度

裕福度前年同月比
総支出25.45%-8.44%
生存費29.54%-12.62%

支出は減りましたが、一部配当が月ずれで9月1日になったために減ったように見えています。

過去1年平均の裕福度

裕福度前月比
総支出64.93%-0.55%
生存費72.63%-1.01%

こちらも同様の理由ですね。来月の回復を期待したいところです。

おおむね低水準を維持しており、特にアクションが必要な部分もありませんでした。趣味についても、ライブがオンラインで低価格ですませられたのは嬉しいところです。リアルタイム配信の後も、動画配信分を何度か見直して楽しんでいたようでした。今後は医療費がかさむ可能性が高いですが、高額療養費制度、共済、積み上げた資産で資金面は問題ありません。むしろ不安なのは健康自体の方ですね。検査の予定が入っているので、結果を注視していきます。

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