資産状況のレポート:2022/12末 - 視界不良

 

先月とはうってかわり、日米株ともに軟調でした。為替も円高が進んだので、米株の円換算でのマイナスはさらに大きくなります。これを避けるために米株の大半を手放してきたので、ようやくというところはありますが…。

今月のマクロの大きなイベントは、米インフレ減速と日本インフレ上昇基調の鮮明化、そして日銀による長期金利の実質的な利上げですね。これを受けて日本株は下落、為替は円高に大きく振れました。

総資産推移(生活防衛資金等除く)

金額増減額増減率
総資産154,654,340+2,572,061+1.66%
リスク資産83,813,854+792,773+0.95%
無リスク資産70,840,486+1,779,288+2.51%
※ 生活防衛資金、確定拠出年金、財形、退職積立金等除く

一年終わってみれば普通に増えて終わりました。

かなりの上振れ状態が継続しています。

投資の概況

金額増減額増減率
投資元本74,700,000+300,000+0.40%
評価額134,835,525+1,297,682+0.96%

投資元本は定期振替によるいつもの増加です。リターンは微プラスという感じ。ここ2年ほどは使ってもいない資金振替によって投資元本が無駄に増加してリターンがマイナスに押し下げられてきましたが、金融機関の整備で来月からはこうした振替によるマイナスはなくなりそうです。

リターン(2011-/配当込み)

数値対前月
総利益率80.50%+1.02%
総利益額60,135,525+997,682
過去1年利益率4.21%-1.46%
年初来利益率4.21%+0.78%
前月比利益率0.75%

ポジション削減後もゆるやかに増加傾向ではありますが、これが続くかどうか疑わしいです。

月ごとの損益を見るとこうなります。ほんの少しプラス。

個別資産の状況

日本株とJ-REITがプラス、外株が主に為替影響でマイナス、貴金属は横ばいという感じ。銀は円換算でも上がりましたが、金は円高についていけませんでした。

資産名評価額
預金銀行預金70,840,486
国内債券
個人向け国債変動10年
0
無リスク資産合計70,840,486
資産クラス銘柄数量取得単価現在値損益額損益率評価額
国内REIT
トーセイ・リート35131,032133,20075,8801.65%4,662,000
インヴィンシブル4027,60550,900931,80084.39%2,036,000
国内株式
コマツ5002,3652,881258,00021.82%1,440,500
ブリヂストン3003,7354,702290,10025.89%1,410,600
丸八HD3,700792744-177,600-6.06%2,752,800
ゲオHD1,0001,1502,1851,035,00090.00%2,185,000
セブン&アイ3003,8085,678561,00049.11%1,703,400
ニトリHD30012,75117,0951,303,20034.07%5,128,500
良品計画4,2001,3841,567768,60013.22%6,581,400
cotta1,500440323-175,500-26.59%484,500
JT2002,7242,664-12,100-2.22%532,700
JT2002,7242,664-12,100-2.22%532,700
カルビー8002,8822,99691,2003.96%2,396,800
明治HD1006,6936,7303,7000.55%673,000
三菱UFJ2,400492889952,56080.67%2,133,360
三井住友FG2003,0595,285445,20072.77%1,057,000
オリックス1,0001,5402,124584,00037.92%2,124,000
オリックス1001,5462,12457,80037.39%212,400
KDDI1,0002,8123,9861,174,00041.75%3,986,000
KDDI5002,7523,986617,00044.84%1,993,000
三菱地所6001,6481,71540,2004.07%1,029,000
JR東日本1007,0037,53052,7007.53%753,000
JR東日本1009,8737,530-234,300-23.73%753,000
JR東日本2005,9187,530322,40027.24%1,506,000
JR東海10015,74716,23048,3003.07%1,623,000
岩塚製菓2003,8834,30083,40010.74%860,000
王将フード1004,1386,000186,20045.00%600,000
すかいらーく1001,5661,531-3,500-2.23%153,100
吉野家HD10018262,29446,80025.63%229,400
日本管財10019702,52855,80028.32%252,800
日本管財10019692,52855,90028.39%252,800
ビックカメラ10012451,2833,8003.05%128,300
ビックカメラ1001,2181,2836,5005.34%128,300
ライオン1001,5241,514-1,000-0.66%151,400
JM HD1001,7681,711-5,700-3.22%171,100
サイゼリヤ5001,9032,994545,50057.33%1,497,000
ヒロセ通商10021482,46631,80014.80%246,600
アトム100695.007778,20011.80%77,700
先進国株式
INTC22947.4126.43-332,724-29.54%793,570
BTI66938.5239.98660,48523.20%3,506,883
NGG10052.0060.32233,23841.83%790,886
SPXS76525.9322.30-510,592-18.58%2,236,756
新興国株式
CXSE665.1934.74-15,565-36.29%27,330
FM5029.0525.4714,6379.61%166,975
外国債券ニッコウMMF3,008,4460.010.0150,6921.30%3,944,524
コモディティ
GLDM2,91035.9636.19981,3077.65%13,808,101
WT銀上場13802,9282,971.560,0301.49%4,100,670
リスク資産合計10,114,91113.72%83,813,854

今月の売買銘柄

  • ドルMMFの売却
  • GLDの追加購入
  • ライオンの新規購入
ライオンは優待目当ての100株購入です。

資産配分状況

様々な視点から資産の内訳を確認していきます。

資産クラスの観点

ボーナスと配当で預金が増えています。先進国債券の減と貴金属の増は、ドルMMFから金ETFへの交換の影響ですね。

比率でみると日本株と貴金属の増え方がよくわかります。

スナップショットはこんな感じです。

業種の観点



引き続き現金同等物、貴金属、配当・優待が多くを占める状況。

不動産の内訳

保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。まずは立地です。首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算しています。

保有銘柄が周縁部指向の総合REIT1銘柄とホテルREIT1銘柄しかないので、総合REITの影響が大きいです。

物件用途

物件用途の時系列推移です。

少ない保有のまま横ばいです。引き続きホテルが好調です。


ホテルが好調…ではありますが、他が結構下がっています。

今月はYCC修正のタイミングでREITがやや大きめに下げました。その後持ち直しましたが、年末にかけて再度下落しています。ここからREITを買うならかなり厳選する必要がありそうです。オフィス中心の賃料下落に加え、利上げに伴う物件価格の下落で含み益のコンスタントな実現が難しくなった場合、REITの魅力は相当に割り引かれてしまいます。これまでのように割安なところを適当に買っていると痛い目を見そうなので、不動産市況を見極めながら買い場を探していこうと思います。

実現損益の状況

配当収入(税引後)

2022年の累計:1,388,797+264,079円

今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。

  • オリックス
  • JR東日本
  • 東海旅客鉄道
  • コマツ
  • 明治HD
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • 王将フードサービス
  • ゲオホールディングス
  • 三菱地所
  • KDDI
  • 日本管財
  • cotta
  • INTC
  • FM

昨年同月と比べた累積配当額の増減率は-43.75%です。

売却損益(税引後)

2022年の累計:+6,430,267円+129,663

MMFの売却によるものです。

配当の状況

配当手取り金額と利回りの推移


1%ちょいと相当低い水準になっています。早くポジションを戻したいですね。

配当の業種内訳


2022年の配当はこの比率で着地です。これだけ保有比率が低くても、やはりREITとタバコは大きいですね。

以上、2022年12月末時点での資産状況でした。日本株が上がり、ドルが下がり、米株が下がるという長い間待っていた(というか危惧していた)展開になってきました。とはいえ、マクロ環境の変動が激しすぎて先の状況は相変わらず視界不良といった感じです。現状はあまりに現金で持ちすぎているので、年明けはもう少しインフレ耐性のある資産に組み替えたいところです。

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