資産状況のレポート:2022/12末 - 視界不良
先月とはうってかわり、日米株ともに軟調でした。為替も円高が進んだので、米株の円換算でのマイナスはさらに大きくなります。これを避けるために米株の大半を手放してきたので、ようやくというところはありますが…。
今月のマクロの大きなイベントは、米インフレ減速と日本インフレ上昇基調の鮮明化、そして日銀による長期金利の実質的な利上げですね。これを受けて日本株は下落、為替は円高に大きく振れました。
総資産推移(生活防衛資金等除く)
かなりの上振れ状態が継続しています。
投資の概況
リターン(2011-/配当込み)
個別資産の状況
日本株とJ-REITがプラス、外株が主に為替影響でマイナス、貴金属は横ばいという感じ。銀は円換算でも上がりましたが、金は円高についていけませんでした。
今月の売買銘柄
- ドルMMFの売却
- GLDの追加購入
- ライオンの新規購入
資産配分状況
様々な視点から資産の内訳を確認していきます。
資産クラスの観点
業種の観点
不動産の内訳
保有しているREITの分配金の安定性を把握するため、立地と用途の観点から内訳を確認しています。まずは立地です。首都圏を23区とその他に分割し、その他は地方と合算しています。
保有銘柄が周縁部指向の総合REIT1銘柄とホテルREIT1銘柄しかないので、総合REITの影響が大きいです。
物件用途
少ない保有のまま横ばいです。引き続きホテルが好調です。
ホテルが好調…ではありますが、他が結構下がっています。
今月はYCC修正のタイミングでREITがやや大きめに下げました。その後持ち直しましたが、年末にかけて再度下落しています。ここからREITを買うならかなり厳選する必要がありそうです。オフィス中心の賃料下落に加え、利上げに伴う物件価格の下落で含み益のコンスタントな実現が難しくなった場合、REITの魅力は相当に割り引かれてしまいます。これまでのように割安なところを適当に買っていると痛い目を見そうなので、不動産市況を見極めながら買い場を探していこうと思います。
実現損益の状況
配当収入(税引後)
2022年の累計:1,388,797円(+264,079円)今月は、以下の銘柄から配当・分配がありました。
- オリックス
- JR東日本
- 東海旅客鉄道
- コマツ
- 明治HD
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- 王将フードサービス
- ゲオホールディングス
- 三菱地所
- KDDI
- 日本管財
- cotta
- INTC
- FM
昨年同月と比べた累積配当額の増減率は-43.75%です。
コメント
コメントを投稿